出版社内容情報
組織不正は、いつでも、どこでも、どの組織でも、誰にでも起こりうる。なぜなら、組織不正とは、その組織においていつも「正しい」という判断において行われるものだからだ。組織不正を行わない方が得策と言えるにもかかわらず、組織不正に手を染めてしまう企業が少なくないのはなぜか。燃費不正、不正会計、品質不正、軍事転用不正の例を中心に、気鋭の経営学者が組織をめぐる「正しさ」に着目し、最新の研究成果を踏まえて考察。
内容説明
組織不正は、いつでも、どこでも、どの組織でも、誰にでも起こりうる。なぜなら、組織不正とは、その組織ではいつも「正しい」という判断において行われるものだからだ―。組織不正がひとたび発覚すれば、企業の株価や評判は下がり、時には多くの罰金を払う必要も生じる。最悪の場合、企業は倒産してしまう場合もある。このように、組織不正を行わない方が得策と言えるにもかかわらず、組織不正に手を染めてしまう企業が少なくないのはなぜか。燃費不正、不正会計、品質不正、軍事転用不正の例を中心に、組織をめぐる「正しさ」に着目し、最新の研究成果を踏まえて考察。
目次
第1章 組織不正の危うさと正しさ
第2章 危うさの中の正しさ―燃費不正
第3章 正しさの中の危うさ―不正会計
第4章 正しさがせめぎ合うこと―品質不正
第5章 正しさをつらぬくこと―軍事転用不正
第6章 閉じられた組織の中の開かれた正しさ
著者等紹介
中原翔[ナカハラショウ]
1987年、鳥取県生まれ。立命館大学経営学部准教授。2016年、神戸大学大学院経営学研究科博士課程後期課程修了。博士(経営学)。同年より大阪産業大学経営学部専任講師を経て、’19年より同学部准教授。’22年から’23年まで学長補佐を担当。受賞歴には日本情報経営学会学会賞(論文奨励賞(涌田宏昭賞))などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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