出版社内容情報
近年、本格的にスタートした探究学習。自ら問いを立て、答えていく学習であり、自分自身の人間像――何が好きで、何をしたいのか――を知るための活動、進路を考えるための活動ともいえる。とはいえ指導する側も模索段階だ。『理系のための「即効!」卒業論文術』の著者が、テーマの見つけ方、調査や実験の進め方、結果のまとめ方、成果発信の仕方など具体的な手はずをガイド。自分で学びを作る「探究」の心得と面白さを伝える。
内容説明
近年、高校でも本格的にスタートした探究学習。自ら問いを立て、それに答えていく学習であり、その目的を突き詰めて言えば、自分自身の人間像―自分は何が好きで、何をしたいのか―を知るための活動ともいえる。進路を考える上でも役立つが、指導する側も模索している段階でもある。ロングセラー『理系のための「即効!」卒業論文術』の著者であり、工学研究者である著者のもとには、探究活動の一環として、あちこちの中高生がインタビューに来る。そうした経験も踏まえ、探究学習におけるアイデアの生み出し方、調査や実験の進め方、結果のまとめ方、成果発信の仕方、安全や倫理面での注意点などについて、具体的な手はずをガイドする。研究者の卵や大人の読者にも、自分で学びを作る「探究」の心得と面白さを伝える。
目次
第1章 探究学習をなぜやるか
第2章 テーマを見つける
第3章 探究活動の安全と倫理
第4章 テーマを解く方法の選定
第5章 調査と実験のコツ
第6章 成果のとりまとめと発表
著者等紹介
中田亨[ナカタトオル]
1972年神奈川県生まれ。東京大学大学院工学系研究科修了。博士(工学)。現在、国立研究開発法人産業技術総合研究所人工知能研究センターNEC―産総研人工知能連携研究室副連携室長。中央大学大学院理工学研究科客員教授。内閣府消費者安全調査委員会専門委員。人間のミスと安全に関する研究を様々な業種との共同研究において現場主義で進めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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