出版社内容情報
将軍・徳川吉宗の命で、江戸城内を牛耳る目付・阪崎左衛門尉を改易に追い込んだ惣目付の水城聡四郎。後に残った目付たちは、聡四郎の行為を横暴として、吉宗に聡四郎解任の直訴をしようと動き出す。一方、仇敵・藤川義右衛門を追い尾張入りした聡四郎の剣の師・入江無手斎は、藤川を誘き出すために、「荒業」を使うことにした。そして、江戸では聡四郎に新たな刺客が放たれる。内容充実、一気読み必至の人気シリーズ、待望の第六弾。
内容説明
八代将軍・徳川吉宗の命を受ける惣目付の水城聡四郎の耳に、もと御広敷伊賀者で仇敵の藤川義右衛門が名古屋にいると情報が入る。その藤川を追っていった聡四郎の剣の師・入江無手斎は、藤川を誘い出すために名古屋城下で仰天の行動に出る。江戸では、聡四郎は何者かの命を受けた刺客に襲われ、さらに新たな敵が蠢き始めた―。「惣目付」シリーズ、待望の第六弾。
著者等紹介
上田秀人[ウエダヒデト]
1959年大阪府生まれ。大阪歯科大学卒業。’97年、桃園書房主催第20回小説CLUB新人賞佳作。2010年、『孤闘 立花宗茂』(中央公論新社)で第16回中山義秀文学賞受賞。2014年版「この時代小説がすごい!」文庫書き下ろし部門作家ランキング第1位となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やま
49
惣目付である水城聡四郎の活躍の物語です。質素倹約を旨とする八代将軍徳川吉宗は、水城聡四郎が好きな口入屋「相模屋」伝兵衛の娘、紅を養女として股肱の臣である聡四郎に嫁がせた。このため聡四郎は、将軍の義理の娘婿である。いまの水城家は、千五百石という上級旗本である。2024/09/08
baba
25
シリーズ6作目。今作は江戸の吉宗と惣目付聡四郎の働きと名古屋の無手斉の話が主でいつもより説明が少なく読みやすい。いよいよ、動き出しこれからと言うところで続きとなって残念。2024/08/18
Atsushi Kobayashi
21
今回は、コピペみたいな文章が激減していて、読み応えあります。やっぱり、このシリーズがメインだよなぁ~という感じです。 ただ、過去の敵がすべて向かってきて、総集編のPart1のようです。2024/04/11
蕭白
7
〇でした。2024/08/05
わたしは元気
2
面白い。ドキドキする。次、早く出てほしい。紅さんの出番がもっとあると嬉しい。2024/07/11
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