出版社内容情報
馬喰町にある公事宿「巴屋」の主・彦兵衛が得体の知れぬ浪人たちに連れ去られてしまう。供をしていた下代から事情を聞いた巴屋の出入物吟味人・日暮左近は、彦兵衛を拐かした浪人たちの背後を調べ始めることに。彦兵衛を攫ったのは、巴屋の商売敵か、それとも巴屋が扱った公事に絡んだ人物なのか。そして彦兵衛を拉致した者たちの背後に、忍びの影が。史上最強の敵に左近が挑む。想像を絶する戦いが詰まった人気シリーズ第十八弾!
内容説明
公事宿『巴屋』の出入物吟味人・日暮左近は、江戸のはぐれ忍びを束ねる盟友嘉平の友人黒木平蔵が小藩である犬山藩に助力していることを知る。その犬山藩は御三家の尾張国名古屋藩にある事情で狙われていた。名古屋藩を守る忍びを相手に、左近と仲間の忍びたちの戦いが始まる。弱き者に寄り添う左近の無明刀は小藩を救えるのか。感動の傑作。人気シリーズ第十八弾。
著者等紹介
藤井邦夫[フジイクニオ]
1946年北海道生まれ。テレビドラマの脚本家、監督として活躍後、時代小説家としてデビューし、一躍人気作家となる。その巧みなストーリーには定評があり、多くの読者を魅了している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やま
49
木曽谷忍びが…。尾張国名古屋藩六十二万石の徳川宗朝は、徳川家康によって名古屋藩の付家老とされた尾張犬山藩成瀬家三万五千石を我が物にしょうと、木曽谷忍びを使って犬山藩主の成瀬正寿(まさなが)の暗殺を命じる。元秩父忍びの日暮左近は、成瀬家を守るために木曽谷忍びのお館である幻竜斎をはじめとする木曽谷忍びを壊滅させる。2024/10/14
ekoeko
2
18巻。愚かな大名の為に木曽谷忍びが滅びた。2024/07/31
いえのぶ
2
尾張徳川の藩主の叔父が付家老の成瀬の犬山藩を強奪しようと木曽谷忍びを使って画策する。日暮左近の友人のはぐれ忍びの碁敵が犬山藩上屋敷の目付でこの画策を防ぐことになる。格闘シーンはスピード感が感じられる書きぶりで楽しめる。登場人物の「苦笑」が多いように感じられた。2024/06/13
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