出版社内容情報
ミステリー界の最前線で活躍する作家陣による、全編書き下ろしの超豪華アンソロジー「Jミステリー」。第5弾も誰もがよく知るあの作家たちが競演! これを読まずして日本ミステリーを語ることなかれ。『Jミステリー2024 SPRING』登場。
内容説明
この豪華執筆陣が、日本ミステリーを牽引する!大人気姫川玲子シリーズの誉田哲也をはじめ、気鋭の五十嵐律人、五十嵐貴久、澤村伊智に加えて、再登場の真梨幸子、青柳碧人と、読み逃せない人気作家たちの多彩な物語がズラリ!新作書下ろしが読める豪華アンソロジー第5弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いつでも母さん
127
先にFALLを読んでSPRING版を今、数日かかって読んだ。誉田さん(姫川・魚住)五十嵐さん目当ての私。あら、真梨さんがイイ感じ(笑)短編でも姫川に会えるのがことのほか嬉しい。五十嵐さんはあらら、まるでどこぞの選挙を揶揄してる?と思ったら、時々こんな風に子どもの切なさをつきつけるから厄介だわ。私の2025年の読了本はここからだ~!2025/01/04
タイ子
85
6人のミステリー作家たちによる新作アンソロジー。どれも書き下ろしだけに新鮮で面白い。誉田さんは姫川玲子を。心の内を吐きながらの魚住刑事との仕事、何だか可愛い。五十嵐律人さんの夫婦の離婚の話。夫の不倫の証拠を探偵に依頼したところ笑っちゃうような結末が。真梨さんはお得意のイヤミスで懐かしのワープロが登場。五十嵐貴久さんの誘拐事件の話が予想外の真相で面白い。サクサク読めて楽しめるトリックの数々を大いに堪能。2024/04/28
yukaring
66
今回も豪華な執筆陣による新作書き下ろしを楽しめるアンソロジー。どれも読み応えがあり面白かったが真梨さんの『インクリボン』が一番のお気に入り。今の若い子にはきっとわからないであろうインクリボン。この懐かしのインクリボンからこんなウィットに富んだお話が展開されるなんて真梨さんの発想力に舌を巻く。また騙しているのか騙されているのか、人が信じられなくなりそうな五十嵐さんの『千鳥の契り』にハラハラ。青柳さんの『空白の女』では図解入りの死体移動トリックと強烈なオチがインパクト大。旬な作家さんによる今を切り取った1冊。2024/07/13
H!deking
66
旅先で読むのにちょうど良いアンソロジーでした。誉田さんの、姫川魚住共演楽しみにしていたのでずがこんなとこで読めてちょっと得した気分。真梨先生は相変わらずツボついてきますね〜笑2024/06/05
あっか
54
新刊。めっちゃ豪華な作家陣による新作書き下ろしミステリ短編集というめっちゃ豪華な1冊!😆普通の文庫本なのに一般的な価格の倍するのも納得!どれも違った風味でどれも面白かったです。中でもやっぱり好きな作家さん・澤村伊智さん(トリ!)が好み。明らかにご本人をモデルにしている市村佐和のエピソードは、どこまで実際にあったことなんだろう!?とそこがとても気になりました。笑2024/07/05
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