光文社文庫<br> 身の上話 (新装版)

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光文社文庫
身の上話 (新装版)

  • 佐藤 正午【著】
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  • 光文社(2024/04発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 504p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334102791
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

もしもあなたが当せんしたことをどうしても秘密にしておきたいのなら、だれにも話すべきではありません。(『【その日】から読む本』第二部・第5章) 小都市の書店員、古川ミチルは、ほんの出来心から不倫相手を追って上京。所持金が底を突くころ、出発前に“ついでのお使い”で買った宝くじが高額当選する。逃避行は一転、立て続けに起こる災厄に翻弄され続け……。秘密と嘘に追い詰められた末、ミチルを待ち受けていた運命は!?

内容説明

地方都市の書店員・古川ミチルは不倫相手を追って上京。無断欠勤を続け、所持金が底をつき始める。そんな時、職場の同僚に“ついでのお使い”と頼まれて購入していた宝くじを交換すると1等当選。しかしそれを境に、災厄が立て続けに起こる。自ら塗り重ねた嘘にミチルはさらに追い詰められていく―。直木賞作家・佐藤正午の傑作、三カ月連続新装版刊行第二弾!

著者等紹介

佐藤正午[サトウショウゴ]
1955年長崎県生まれ。’83年『永遠の1/2』で第7回すばる文学賞受賞。2015年『鳩の撃退法』で第6回山田風太郎賞受賞。’17年『月の満ち欠け』で第157回直木賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nemuro

48
既読は『月の満ち欠け』にて直木賞受賞の直後「紀伊國屋書店札幌本店」の“佐藤正午コーナー”で買った『夏の情婦』(2017年9月読了)に始まり『女について』(2018年3月読了)、“しりとり読書”75冊目・『永遠の1/2』(2022年7月読了)の3冊。巻末に「2009年7月 光文社刊」。「文庫新装版3カ月連続刊行」第2弾の本書。「私」によって淡々と語られ、これは単なる“身の上話”なのかの戸惑いも。そこからの予期せぬ展開と緊迫の逃走劇。終盤、「私」の判明(登場)が絶妙。なんなんだ、この読後感。秀逸なるミステリ。2024/09/29

Masa

6
人間ってそんなにすぐに人を殺せる?高倉も竹井も香月も。 散々ミチルの身に起きた不幸(元はと言えばミチル本人の行動に責任はあるが)を語った挙句、オチは最後に登場した香月の暗い過去だなんて。 それにしてもミチルって、単にワガママで無責任な子供そのもの。同情の余地はないね。2024/06/28

さとみなおと

4
佐藤正午は好きな作家の一人。「月の満ち欠け」「鳩の撃退法」は傑作だと思う。この作品はジャンルとしてはミステリーなのかな。なかなかおもしろかった。語り手の「私」がヒロインのミチルとどのような関係なのか全くわからず、想像しながら読み進めるのが楽しい。宝くじ高額当選者に訪れる悲劇を疑似体験できるような作品。2024/08/07

タケ

4
初めから語り口で、主人公の奇行、身の回りに起きる数々の事件、 信じられない展開で、最終的にどこに行ってしまうのかと、暗示ながら読んで行くと、最後は語り口をしていた人物が出てきて、まさかまさかの結末、中々手の込んだミステリー?だった。2024/05/22

ponnnakano

3
何度目かの再読となるので話は全部わかっているのですが、今回もとても面白かった。最初に読んだとき。2億円の宝くじが当たることだけ知っていて、その結果人間関係がおかしくなる悲喜こもごもみたいな話だと勝手に思い込んで読んでいたら突然の展開で衝撃を受けたのを何度も思い出す。当然再読ではその衝撃はないがそれでも面白いのは流石です。また読みたい。新装版のあとがきの編集者が、最近読んでとてもよかったロングラン連載の「熟柿」の担当者だったので興味深く読んだ。ぜひ定年延長して、早めにあと2作刊行していただきたいと思います。2025/07/13

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