出版社内容情報
黒柳徹子さん、大絶賛! 「絵の色が美しい 詩の色にピッタリ。どんな気持ちのときにページをめくっても心が癒される。パンダの友達が全ページにいるのも気に入った!!」絵とことばを眺めていると元気になって生命力が上がるアート名言集。動物や植物たちの生命力を強く美しく精緻に描いた宮内ヨシオのイラストと、生きる力についてうたった谷川俊太郎のことばの奇跡のコラボ。プレゼントにも最適。眠る前に読むと明日も頑張れる。
内容説明
パンダ自身公式キャラクター『にじいろパンダ ルンルン』の生みの親・宮内ヨシオ。動物や植物の生命力を強く美しく、そして精緻に描いた珠玉のイラストたち。
著者等紹介
谷川俊太郎[タニカワシュンタロウ]
1931年、東京生まれ。詩人。1952年『二十億光年の孤独』でデビュー。『マザー・グースのうた』で日本翻訳文化賞を受賞。その後、数多くの賞を受賞する。詩作のほか、『ピーナッツ』の翻訳や、絵本、童話、脚本、作詞などさまざまな分野で活躍
宮内ヨシオ[ミヤウチヨシオ]
1964年、東京都出身。イラストレーター。多摩美術大学美術学部染織デザイン専攻卒。透明水彩絵の具を使用し、「あたたかい物語の世界」を表現、制作している。ファイザー製薬、伊勢丹などの企業カレンダーや、NHK Eテレ『いないいないばあっ!』の歌のアニメーションなどを手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
156
谷川 俊太郎は、新作中心に読んでいる作家です。ことば:谷川俊太郎 × 絵:宮内ヨシオ、アート名言集絵本でした。 絵は美しくカラフルで、人生を嚙み締める詩とマッチしています。 https://special.kobunsha.com/ikiteru/2024/04/22
アキ
102
92歳の谷川俊太郎さんの詩と、鮮やかな色の絵が美しい本です。生きてるってどういうこと?「ときどき思う、死んでからヒトは、生きていたことが、生きているだけで、どれだけ幸せだったか悟るのではないかって」年を取れば、世界の見え方は違ってくる。90代になって益々色んな活動を見せてくれています。谷川さんの詩にはハッとさせられることが多いです。ご自身は本はあまり読まないそうですが、これからもたくさん本を出してください。2024/04/11
けんとまん1007
74
生きてるってどういうこと?答えは一つじゃない。答えはあるようでない。答えは、毎日、変わりうる。それでいいんだと思う。もっと言うと、だからいいんだと思う。谷川俊太郎さんの言葉は沁みる。沁みるだけなく、沁みこんだあとも広がる。その世界の広がりが、宮内ヨシオさんの絵と相まって、深みも柔らかさも増している。きっと、手に取るたびに、受け取り方も変わっていくだろうな。2024/08/15
モリー
51
タイトルの「どういうこと?」につられて手に取りました。読者の多くは「そういうこと」だという答えを期待してるのではないでしょうか。しかし、「生きるってどういうこと?」に一つの答えは無いのだなと改めて思いました。時には「生きるってこういうことだ!」と思うのだけど、またある時には「どういうこと?」と思ってしまうのです。少なくとも私は。「にんげんはなにかをしなくてはいけないのか はなはただいきているだけなのに それだけでいきているのに」…先日、花を眺めながら同じ思いにとらわれました。いきてるってどういうこと?2024/07/21
よんよん
36
「うつくしいものを見ると、生きるちからがわいてくるよね」何と挿絵の美しいこと。心が洗われる感じがします。何時間でも見つめていたい。そしてそれに合う谷川俊太郎さんの言葉。「ほんとうの宝は 日々の暮らしの中にひそむ 四季のめぐりの自然にまぎれている」きっと誰もが気付かぬうちに幸せを満喫しているのでしょう。それに気付いた人が心から幸せだと思うのでしょう。気付くか気付かないか…2024/10/25