光文社新書<br> スカウト目線の現代サッカー事情―イングランドで見た「ダイヤの原石」の探し方

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スカウト目線の現代サッカー事情―イングランドで見た「ダイヤの原石」の探し方

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  • サイズ 新書判/ページ数 296p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334102210
  • NDC分類 783.47
  • Cコード C0275

出版社内容情報

ビジネス規模や戦術・技術面での進歩が著しい世界のサッカー界の中でも、大きな役割を占める「スカウト」。だが、テレビや漫画などで流布されるそのイメージはいまだ人情や勘に重きを置いた旧態依然としたものであり、実態とは大きく異なる。では、スカウトは何をしているのか?目利きやデータ分析、育成・移籍の裏側など、ベールに包まれたスカウトの仕事を明らかにすることで、サッカー界ひいてはスポーツ界の最新動向に迫る。

内容説明

ビジネス規模や戦術・技術面での進歩が著しい世界のサッカー界の中でも、大きな役割を占める「スカウト」。テレビや漫画などで流布されるそのイメージはいまだに人情や勘に重きを置いた旧態依然としたものであるが、実態は大きく異なり、集団での意思決定とデータによる能力の可視化が当たり前となっている。また、選手としての経験は全く求められない。一方で人脈や経験からくる知見もまだまだ重要で、「ダイヤの原石」を探して捕まえるための競争は激化する一方だ。イングランドのクラブと大学院で実績を積んだ二十代のスカウトが、観察眼の鍛え方やデータ分析の具体的な実践、育成・移籍のシビアな裏側など、ベールに包まれたスカウトの仕事を明らかにし、サッカー界ひいてはスポーツ界全体の最新動向に迫る。

目次

プロローグ―サッカー好きが高じてイングランドでプロのスカウトになるまで
サッカースカウトの日々の仕事
優れた才能を発掘して獲得するには(前編)
優れた才能を発掘して獲得するには(後編)
「データスカウティング」の現在地(前編)
「データスカウティング」の現在地(後編)
変わり続ける育成の仕組み
育成世代の選手とプロでは何が違うのか
スカウトという職業の生態
スカウトはどうやってスカウトになるのか
フットボールを観察する力(observation)とは
フットボール都市ロンドンの生態系(前編)
フットボール都市ロンドンの生態系(後編)

著者等紹介

田丸雄己[タマルユウキ]
1994年生まれ。高校卒業後、イギリスに短期留学した後、Jリーグクラブやサッカーコンサルティング会社での勤務を経験。その後、ロンドンにあるセント・メアリーズ大学に進学。在学中にイングランド・プレミアリーグのチェルシーのアカデミーでスカウトのインターンを経験したのち、イングランド2部のストーク・シティとスコットランド1部のマザーウェルでスカウトとして活動。ロンドンエリア、Jリーグのスカウトを担当した。’23年夏に日本へ帰国し、Jリーグクラブのスカウトを務める。本書が初の著書となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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アキ

93
ロンドンでは" Football is a way of life."と言われるほど人々の生活の一部となっている。「フットボールはこの街では宗教だ」とも。プレミアだけで10を超えるクラブがあり、チャンピオンリーグから下部は10部まであり、平日も含め毎日のようにゲームがある。プレミアのスカウトはアカデミーに50人近く、トップチームに20人位もいて、ビッグクラブではそれ以上の規模で、U8からU21までの選手をくまなく網羅している。タレントの発掘にそれだけの労力を費やしているのはイングランドならではと思える。2024/03/10

10
「あなたは見ているが、観察していない」 著者曰く、探偵ホームズの名言はサッカー界にも通じる🕵️ "スカウト目線"を観戦に採り入れられたら、 データ分析だけでなく、選手観察も楽しくなりそう⚽▼いちライトなサッカーファンとしては、「ゲームのスカウト」から「リアルのスカウト」に転身ってあるんだ!と素でびっくり2024/03/08

リットン

6
スカウトと聞くと、メッシをバルサに連れてきた、みたいな華やかなエピソードを思い浮かべるけど、実際のところはクラブが人海戦術でトライアウト参加者の足切りをするのがスカウトなのかなと感じた。クラブチームという、エコノミーへの入り口となるトライアウトへ送り込むフィルター機能といったところか。2024/03/06

とりもり

5
英国(ロンドン)におけるフットボールの厚みと、それを支えるスカウトたちの活動ぶりに圧倒される。トレンドはデータ化と若年化。ご多分に漏れず、パフォーマンスのデータ化がどんどん進行しており、スカウトによる一本釣りのようなエピソードは生まれにくくなっている。そして、将来性のある有望選手を若いうちから囲い込む動きも「ちょっとやり過ぎでは?」と思う内容に。それでも、こうしたトレンドに打ち勝たなければスポーツ界でも日本は負け組になっちゃうかも。知らない世界を垣間見れるという意味でオススメ。★★★★☆2023/11/23

siomin

3
ロンドンを中心に良い選手の発掘を行うスカウトによる新書。隠れた逸材を発掘するのはスカウトの醍醐味なのでしょうが、現代の情報化社会では、選手はデータ化されるので秘密にすることはできず、好選手を発掘できたとしても金銭面などでおいそれと獲得することはできないというのは辛い。スカウト志望の人は多いものの、きちんと職に就けるのはごくわずかだし、いつクビを切られるかわからない。としたらチャンスがあれば狙うしかないのはプレイヤーと同じ。また、サッカーの母国故チームも選手も層が厚く、ファンの熱心さも桁外れなのに驚きます。2024/12/12

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