光文社古典新訳文庫<br> 若きウェルテルの悩み

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光文社古典新訳文庫
若きウェルテルの悩み

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  • サイズ 文庫判/ページ数 280p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334102197
  • NDC分類 943
  • Cコード C0197

出版社内容情報

故郷を離れたウェルテルが出会い恋をしたのは、婚約者のいるロッテ。彼女と同じ時間を共有するなかで愛情とともに深まる絶望。自然への憧憬と社会への怒りのあいだで翻弄されもするウェルテルの繊細な心の行きつく先は……。世界文学史に燦然と輝く文豪ゲーテの出世作。身悶え不可避の不朽の名作。

内容説明

故郷を離れたウェルテルが出会い恋をしたのは、婚約者のいるロッテ。彼女と同じ時間を共有するなかで愛情とともに深まる絶望。自然への憧憬と社会への怒りのあいだで翻弄されもするウェルテルの繊細な心の行き着く先は…。世界文学史に燦然と輝く文豪ゲーテの出世作。

著者等紹介

フォン・ゲーテ,ヨハン・ヴォルフガング[フォンゲーテ,ヨハンヴォルフガング] [von Goethe,Johann Wolfgang]
1749‐1832。ドイツの詩人・作家。フランクフルト生まれ。25歳で書いた小説『若きウェルテルの悩み』が大ベストセラーとなり、世界的な反響を呼ぶ。27歳でヴァイマール公国の官僚として宮廷に入る。この頃、7歳年上のシュタイン夫人と親しくなり、長い友情・恋愛関係が始まる。文学だけでなく、地質学、鉱物学、植物学など自然科学にも関心をもち研究を重ねる。1786年9月から’88年6月までイタリア旅行。戯曲、詩集、小説などの創作活動にはげみ、晩年は死の直前まで、20代から書きほじめた『ファウスト』の第2部完成に精力を注いだ。1832年ヴァイマールで死去

酒寄進一[サカヨリシンイチ]
1958年生まれ。ドイツ文学翻訳家。和光大学教授。『犯罪』(シーラッハ)で2012年本屋大賞「翻訳小説部門」第1位を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kazi

23
私には全然ピンとこなかった。初めて読んだけど、「この本は自分のために書かれた」とは全く思えませんな。それは社会だとか時代背景が変わったからなのか、私が歳をとりすぎたからなのか、私の生まれ持った性格に問題があるのか。勝手に自殺しといて〜、亡骸の始末はよろしくお願いします〜、通りすがりにでも墓参りはしてほしい〜、ってなんじゃそりゃ?随分と自分勝手なことばかり言ってくれるじゃないですか!長々と詩とか書いてくるけど、私にはロマンチズムにかぶれた、たわけの妄言としか思えん。2024/03/26

フリウリ

21
同じように「恋して狂気に陥る」としても、もしもフランス小説ならば、ウェルテルはロッテをさっさと「寝取る」と思うのですが、ウェルテルもロッテも悩みに悩んだすえ、疾風怒濤の結末に向かうのは、ドイツ小説の(ドイツ文化の?)特性かもしれません。恋愛に対する素朴さ、またこのような素朴さへの憧憬が、わりと最近まで日本の多くの青少年の胸のうちにもあったことは、たまには思い出したほうがよいとおもいました。冒頭からの自然の描写や陶酔はゲーテ節全開で、ゲーテが若い頃から成熟した書き手であったことを、まざまざと感じました。82024/04/05

泉のエクセリオン

18
一般に恋愛というと、恋愛漫画や小説、ドラマに見られるような、二人一緒になるために障害、苦難を乗り越えて行く、というような話を想像するが、本書はそうではないと思う。この世での恋愛成就ではなくウェルテルの言葉にもあるように「あの世でこそ僕らは一緒になるのです!」というような彼岸的な恋だと思った。身を焼かれる恋ではあるが、宗教的な、信仰に近い恋なのかもしれない。ウェルテルがロッテに対して「僕の天使よ!」と呼びかけるように、ウェルテルの恋は「僕をこの世から救って欲しい」という内面の叫びだったのかもしれない。2024/11/06

イコ

15
死にたくないので今まで読んでなかったけど、なかなか感情を揺さぶられるものがあった。だがしかし、自殺は良くないぜ。キリスト教だど自殺は禁忌だから墓すら用意されないのは知ってるけど、辛辣に扱うことによって自死を防ぐ狙いもあったのだろうな。ゲーテとの対話でこの小説について聖職者に責められているエピソードあったけど、開き直っていてちょっと面白かったけど、これ読んで死ぬのもどうかと思う。人類みな老衰で死ぬがいい。2024/08/28

還暦院erk

15
図書館本。ガーディアン1000冊の46冊目。『ファウスト』は中学生の頃読了したのに本書は読み始めたばかりで飽きてしまい(!)ほったらかしにして約半世紀。ようやく読めた。さすが文豪の有名作品。小説の記述方法には多少不統一感はあるけれど、美しい文体と若者のリアルな恋煩いが胸に迫った。自死前後の客観描写が冷徹な印象だったが、これはモデルになった青年の死亡に至る記録が元ネタになっているらしい(解説参照)。片恋や不倫に悩んでいる人なら影響受けちゃうかもね確かに。何故か『僕の地球を守って』後追い騒動を連想した。2024/03/25

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