光文社新書<br> 「生命の40億年」に何が起きたのか―生物・ゲノム・ヒトの謎を解く旅

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光文社新書
「生命の40億年」に何が起きたのか―生物・ゲノム・ヒトの謎を解く旅

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  • サイズ 新書判/ページ数 232p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334101978
  • NDC分類 460
  • Cコード C0245

出版社内容情報

最も古い生命の痕跡が見つかったのは今から約40億年も前の地層だ。そこから現在に至るまで、地球には様々な生物が誕生した。そして、それらはある共通の特徴を有している。「細胞」を基本単位とすることだ。これは現在の生物の定義にも使われている。しかし、「細胞」が生き物の本質なのだろうか。本書では生物学者がそんな問いへと立ち返り、今までにない生命観を構築していく。その先で見えた新たなヒトの姿とは--。

内容説明

現在、最も古い生命の痕跡が見つかっているのは約40億年前の地層からだ。そこから今に至るまで、地球上には様々な生物が誕生した。そして、それらはある共通の特徴を有している。「細胞」を基本単位とすること。これは現在の生物の定義にも使われている。しかし、「細胞」が生き物の本質なのだろうか。細胞を基本単位としないウイルスすら持っており、生命の設計図とも呼ばれる「ゲノム」にこそ生き物たちの本質が隠れているのではないだろうか。本書では長く生物学の世界で研究を続けてきた研究者がそんな問いへと立ち返り、今までにない生命観を構築していく。そして、その先で見えた新たなヒトの姿とは―。

目次

第1部 生命の再定義(生き物とは何か;自己複製する核酸の正体;遺伝子とは何か)
第2部 ゲノムの表現(個体形成;個体老化;子孫形成)
第3部 ゲノムの創造(ヒトゲノム創造までの40億年;ヒトたらしめるもの)

著者等紹介

林純一[ハヤシジュンイチ]
1949年北海道生まれ。東京学芸大学教育学部卒業。’77年に東京教育大学(現・筑波大学)理学研究科動物学専攻博士課程修了(理学博士)。埼玉県立がんセンター研究所研究員、テキサス大学健康科学センター・ダラス校客員研究員、埼玉県立がんセンター研究所主任研究員、筑波大学生物科学系助教授などを経て、’98年より同大学の教授に。現在は筑波大学名誉教授。専門は生物のエネルギー代謝を司るミトコンドリアで、がんとの関連性やミトコンドリア病などの研究に従事してきた。著書に講談社出版文化賞科学出版賞をじゅしょうした『ミトコンドリア・ミステリー』(講談社ブルーバックス)がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Hiroshi

6
生物や生命、ゲノムや遺伝子等の生物学分野の基本的なキーワードの定義は時代と共に変遷してきた。現在でもこれらの定義に関係する常識が脆弱である。著者が定義を見直すことで生物学の新たな景色が広がるのを見る本。生物の定義は細胞を基本単位にしているが、著者は生命を自己複製する核酸を持つものとする。細胞を基本単位にする細菌・古細菌の原核生物と真核生物と、自己複製する核酸だけの生命のウィルス、プラスミド(染色体DNAとは別のDNA)、ウイロイド(1本鎖環状RNAのみからなる植物病原体)、レトロポゾン、テロメアが生命だ。2024/02/23

Go Extreme

1
生命の再定義 生き物とは何か:自己複製する核酸をもつ 生命と生き物・物質 自己複製する核酸の正体:ヒト・ゲノムの組成 無性生殖 生命の基本単位 遺伝子:転写領域 エピゲノム修飾・突然変異  ゲノムの表現 個体形成:細胞分化と書く細胞の能力変化 個体形成3原則 不可逆的変化   個体老化:寿命のリセット 獲得形質 子孫形成:減数分裂→多様性 子孫形成のために存在 ゲノムの創造 ヒトゲノム創造までの40億年:RNA→DNAワールド ゲノム塩基配列・生物の系統樹 放射相称→左右相称 ヒト:認知機能 設計図の余白2024/02/17

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