光文社新書<br> 愛とラブソングの哲学

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光文社新書
愛とラブソングの哲学

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  • サイズ 新書判/ページ数 312p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334100896
  • NDC分類 141.6
  • Cコード C0210

出版社内容情報

私たちの心を震わすラブソング。誰しも思い出の一曲があるのではないでしょうか。自分の恋心を代弁するような曲に出会った人もいるかもしれません。しかし、なぜラブソングはこれほど世に溢れているのでしょう。古今東西で歌われてきたにもかかわらず、今も新たなラブソングが生まれています。なぜ私たちはラブソングに惹かれるのか。そもそも愛とはなんなのか--。本書では様々な学問を駆使して、そんな問いの答えに迫ります。

内容説明

片想いしている時や失恋した時、無性に聴きたくなるラブソング。誰しも思い出の曲にラブソングが一つは入っているのではないでしょうか。自分の心を代弁するような曲に出会ったことがある人もいるかもしれません。しかし、なぜこれほどラブソングは世にあふれているのでしょう。古今東西で歌われてきたにもかかわらず、今も新しいラブソングは生まれています。なぜ私たちはこれほどラブソングを求めているのか。そもそも歌のテーマである「愛」とはなんなのか―。本書では、生物学・脳科学・歴史学・社会学などさまざまな学問の「知」を駆使して、そんな問いへの答えを探っていきます。

目次

導入 哲学とは何か―知識への愛
第1部 愛とは何か(愛は感情なのか―潜在性;愛に理由はあるか―無合理性;愛は本能なのか―進化生物学;愛は普遍的か―歴史社会学;愛に本質はあるか―症候群)
第2部 ラブソングとは何か(愛は音で伝わるか―類似性と連合;愛の言葉はどう響くのか―学習と共感;失恋ソングは失恋の傷をどう癒すのか―記憶の改変;なぜラブソングは歌われ続けるのか―対談feat.原田夏樹(evening cinema))

著者等紹介

源河亨[ゲンカトオル]
1985年、沖縄県生まれ。2016年に慶應義塾大学で博士号(哲学)を取得。’21年より九州大学大学院比較社会文化研究院講師。専門は、心の哲学、美学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はっせー

61
哲学に興味を持っている人や音楽を聴くのが好きな人・ラブソングをよく聴く人におすすめしたい本になっている!愛。哲学者たちが何千年も語ってきたもの。そんな壮大なテーマとともに語られるのはラブソング。日本ってなぜかラブソングが多い気がする。それもあなたのことが好き!というよりかは失恋ソングの方が多い。そんな愛とラブソングについて哲学するのがこの本になっている!愛については最新の知見を教えてくれる。ラブソングに関しては聴くことによって私たちにどんな影響を与えるのかを検証している!2024/02/06

さばずし2487398

33
前半は愛とは何かについて、後半はラブソンが時代や人間の心理状態などでどう影響を与えるかについて対談も交えて考察。メロディーが悲しく又は明るく聞こえるのは、その時の心理にある人間の話口調と似ているからという話は面白い。恋愛そのものを基盤として様々な感情が生まれる事から歌詞の種類が増え、映像と違い自分に当てはめやすいというのもしっくり。哲学とあるのは抽象的なものに対する知識への探究と批判という観点から。では結局愛とは何なのか、45になっても分からないので多分一生わからないのでこれからもラブソングを聴くだろう。2024/04/14

タイコウチ

11
哲学を「まだ研究手法が確立されていない問題を検討すること」すなわち「独自の研究手法を確立させる前段階の作業」と位置づけ、人間にとって「愛」とは何かを検討し、その上でなぜ世の中はラブソングに溢れているのかを考察している。実はさまざまなラブソングの具体的な分析かと思っていたので、内容は少し違っていたけれど、前半の「愛」についての哲学の部分が特に面白かった。進化心理学や認知科学、歴史社会学の知見を援用して、愛は潜在的な心の状態で、それ自体は無目的だが、社会構築主義的に補強されているといういわば折衷案が説かれる。2024/01/31

oooともろー

7
前半は愛そのものについて。後半はラブソングについて。哲学、心理学問、生物学、脳科学などの知見から解説。愛は感情ではなく、様々な感情を生み出す土台となる状態。自分と遺伝タイプの異なる異性を求めてしまうという視点は無かったが、興味深く読めた。2023/11/25

乱読家 護る会支持!

5
恋愛感情には、理屈ではどう考えても割り切れない思い、社会の道徳感や法律との噛み合わなさなどあり、 恋愛は、当事者にとってはひと時の幸せをもたらすけれど、一方でさまざま禍根を残すものですね。 「愛は無合理」「愛は感情を生み出す潜在的な状態」との考え方は、とてもストンと腹落ちしました。 2024/02/23

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