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出版社内容情報
組織とは、1人ではできないことを成し遂げるための装置であり、経営とは、人を通じてよりよいことを持続的になすことだ。では、人と組織の力を最大限に発揮するために、経営者リーダーが果たすべき役割とは何だろうか。ハーバードビジネススクールの経営政策プロセス学派は、その答えを、企業コンテクストのマネジメントに見出す。コンテクスト・マネジメントを切り口に、過去50年の欧米組織戦略論の知見を統合する渾身の一冊。
内容説明
過去50年間にわたる欧米組織戦略論の知見を、コンテクスト・マネジメントを切り口に概観し統合。「経営」の新たな地平線を示さんとする、著者渾身の一冊。
目次
序章 経営の質と組織能力―「よい経営」と「そこそこの経営」を分けるもの
第1章 競争優位は組織プロセスから生まれる―戦略分析論から組織戦略論へ
第2章 組織による意思決定と行動のメカニズム―コンテクスト・マネジメントという考え方
第3章 組織能力はいかにして形成されるか―学習する組織/しない組織
第4章 組織の成長と経営のジレンマ―組織と経営管理システムの有用性
第5章 企業と経営者が直面する経営の課題―企業全体戦略と本社の役割
第6章 組織優位から経営者優位へ―組織優位を構築するプロセスとマネジャーの行動
第7章 ポスト産業資本主義へのパラダイムシフト―個と組織の関係性を再考する
第8章 21世紀型組織の経営―コンテクストを示す、挑戦を後押しする
著者等紹介
野田智義[ノダトモヨシ]
大学院大学至善館理事長・学長。特定非営利活動法人アイ・エス・エル(ISL)創設者。1983年東京大学法学部卒、日本興業銀行入行。その後渡米し、マサチューセッツ工科大学(MIT)より経営学修士号(MBA)、ハーバード大学より経営学博士号(DBA)を取得。ロンドン大学ビジネススクール助教授、インシアード経営大学院(フランス)助教授を経て帰国。既存のMBA教育に飽き足らず、2001年、財界トップ等120名の支援を得て独自の教育機関ISL(Institute for Strategic Leadership)を創設。大企業の経営幹部、社会起業家等約1,600名を輩出。2018年に、ISLを母体に至善館を開校し現在に至る。専攻は経営政策、組織戦略、リーダーシップ論で、インシアード在席中には3年連続で最優秀教授賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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