出版社内容情報
激動の戦国を経た安土桃山時代の天正六年。織田信長配下の羽柴秀吉は東播磨の城を攻めようとしていた。一方、江戸南町奉行所の同心・瀬波新九郎は下手人を追うなか、崖から転落し、なんと天正時代にタイムスリップしてしまうことに。気づけば、新九郎の目の前には甲冑をまとった戦国の武士たちが現れ、そして事件が起きた。そこから始まる壮大すぎる物語とは――。「八丁堀のおゆう」で人気の山本巧次、渾身の傑作がついに文庫化!
内容説明
激動の戦国を経た安土桃山時代の天正六年。羽柴秀吉は東播磨の城を囲んでいた。一方、江戸南町奉行所の同心・瀬波新九郎は下手人を追うなか、崖から転落し、天正時代にタイムスリップした。新九郎の眼前には甲冑姿の戦国武士たち。そして殺人が起きる。そこから始まる壮大な物語とは―。「八丁堀のおゆう」で人気の著者、渾身の傑作がついにシリーズ化して文庫で登場!
著者等紹介
山本巧次[ヤマモトコウジ]
1960年、和歌山県生まれ。中央大学法学部卒。2014年、第13回「このミステリーがすごい!」大賞隠し玉となった『大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう』でデビュー。’18年、『阪堺電車177号の追憶』で第6回大阪ほんま本大賞を受賞する。自らの鉄道マン経験から鉄道ミステリーには定評があるが、そのほか軍艦もの、そして時代小説のジャンルでもその独特な作風に評価は高い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。