内容説明
ルシタニアの侵攻により、王都を奪われた強国パルス。銀仮面・ヒルメスの強固な包囲を突破し、パルス王太子・アルスラーンは、戦士・ダリューンや策士・ナルサスとともにパルス東方国境の城塞・ペシャワールに入城する。だが、その直後、隣国シンドゥラの王子・ラジェンドラ襲来の報が!ナルサスの計略により、見事ラジェンドラを捕らえたアルスラーンは、彼と攻守同盟を結び、シンドゥラのもう一人の王子・ガーデーヴィを討つため、シンドゥラ国に進攻するが…!超絶ヒロイック・ファンタジー小説、驚天動地の第二弾。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
63
シリーズ第二弾は隣国シンドゥラの王子・ラジェンドラがパルスに襲来する所から始まる話。はー、今回も超面白かったです。登場人物が増え、世界観が広がっていく事で物語が更に盛り上がってきました。主人公りょいも彼の周囲を取り巻く人物たちの方が存在感があるのは相変わらずでしたが、アルスラーンはまだ15歳と考えたらそれも仕方が無い気がしますね。アルスラーンがこの戦いを経験する事で、どんな王になるのかが楽しみです。アンドラゴラスがまさかの復活を遂げたり、蛇王復活フラグが出たりと今後の展開から目が離せませんね。2015/09/24
おかむー
59
ポジティブ大王ラジェンドラが初登場、ブレないキャラにニヤニヤでする( ̄▽ ̄)。相変わらずの苦労人ギスカール、悩みつつもヒルメスに尽くすサームと、難儀してるキャラほど目がいくのはなぜでしょう?とはいえダリューンの「殿下の正体は…」とか、ジャスワントが仕えるシーンとか、エステルが赤ん坊を抱くとことか、目頭があつくなるあたりわしも歳かのぅ(笑)。しかしこの巻での山場はなんといってもアンドラゴラスの脱出…というより「堂々復帰」のほうがしっくりくるか。赤黒いオーラ出まくりなビジュアルが浮かびすぎ『よくできました』2014/06/06
Hugo Grove
25
アルスラーンで暮れ、アルスラーンで明けてしまった。その頃はナルサス、ダリューン等のアルスラーン軍は無敵。2018/01/01
茅瀬
25
くそー面白かった。初読は小学生。理由は、風の大陸/サイレントメビウス/アルスラーン戦記の角川3本アニメを、親に映画館に連れてかれたから。子供の好みガン無視して自分の趣味に走ったかーちゃん(笑)そこからバッチリ興味持って家にあった小説を読んだのが始まり。当時はエラムが大好きでキャラ読みだったなぁー。って思い出も振り返れる作品。歴史古過ぎだ。田中さんのバカw2015/02/25
NAO
24
展開ハヤッ!さあ5.6巻へ!2018/07/04