内容説明
巨大な塔時計の一風変わった文字盤が見守る中、怪事件が連続する!和時計の刻む独特の時間は、事件と関わりなく流れているようでもあり、犯罪に荷担しているようでもあり…。邸内を和時計に埋め尽くされた田舎町の旧家・天知家で、遺言書の公開と相前後して起こる不可能殺人。遺言の内容からは、殺人を起こす動機はうかがえないのだが…。遺言の公開に訪れた弁護士・森江春策が、複雑に絡み合った事件の深層に切り込んでいく。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しゅてふぁん
49
遺言状の公開のため和時計の館を訪れた森江が殺人事件に遭遇する。和時計という言葉に惹かれたし、それが需要な要素なのは分かっていたのでワクワクしながら読んだけど、とにかくややこしすぎる。明け六暮れ六丑の刻…よく聞く言葉ではあるけど何度説明を読んでもよくわからない(^^;)最終的には犯人さえわかればいいや、と無理やり読み切った。難しかった…。2020/12/18
たんたん(休みます)
7
2003年3月2日 雰囲気的にはとっても好きな作品。「探偵の遺言公開」「遺産を巡る一族内部の強い確執」「夜は真の暗闇と化す田舎の旧家」「包帯姿の登場人物」そして…「連続殺人」へと…。しかし、読みづらかった。というのが和時計の説明…。長い、長い、わからない…。2005/01/01
仮為
5
☆3代理で訪れた和時計館で、如何にもなシチュエーションの中起こる殺人事件。設定、雰囲気は好きですが、この作家さんはあまり合わないようで読みにくかったです。以前別の作品も読み進められなかったので…和時計の説明もややこしい!2015/05/29
ako
3
遺言状公開、包帯男、密室、連続殺人、関係者を集めての推理披露…時計についての説明はわかりにくかったです。2012/03/20
さとみひとし
2
初めての作家さんでした。ミステリーの王道をいくストーリーで楽しめました。最初の時計の説明が長くて飛ばしたくなっちゃうけどこれが謎解きに必要だから仕方なし。。なんだか憎めないキャラの探偵さんでシリーズのほかの作品も読んでみたくなりました。2013/06/20
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