内容説明
2005年9月、衝撃的な論文がアメリカで発表された。「アスコルビン酸(ビタミンC)は選択的にガン細胞を殺す」。30年前にノーベル賞学者のポーリング博士が提唱しながら一度は否定された説が、間違っていなかったことが証明されたのだ。大量のビタミンCを点滴で投与する「超高濃度ビタミンC点滴療法」の最大のメリットは、副作用がほとんどない点である。日本で初めてこの治療法に挑戦した患者の腫瘍は、わずか半年で消えた。最先端ガン治療法の未来を探る。
目次
第1章 超高濃度ビタミンC点滴療法との出会い
第2章 ポーリング博士とビタミンC
第3章 米国メディアが注目するビタミンC療法
第4章 ビタミンC療法の本拠地へ飛ぶ
第5章 日本での普及に向けて
鼎談 超高濃度ビタミンC点滴療法の未来
付録