目次
おまえにパパから礼を言います
おまえの誕生日にパパがいない理由
十二月二十六日のクリスマス
セックスとは宇宙の謎であり、おまえのことです
パパはそそっかしいです
パパの帰化は両刃の剣
“コケ”と呼ばれた女
決して報われることのなかった故郷への思い
朝鮮半島を追われた一家
GOING MY WAY〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
積読亭くま吉(●´(エ)`●)
2
読メに過去に読んだ本を登録しながら、 これらの書物で私の血肉は出来ている…なんて想いに、 中二病なみに浸りきっているわけですが(過去に読んだ本は基本好きなモンしか登録しとらんので) だとするなら 4分の1が山周で 4分の1が倉本聡で 4分の1は間違いなくこの作家 「つかこうへい」だと思う (後の残りはその他の作家) かなり色濃く つかこうへいにどっぷり浸りきっていた 今も、たまにドキドキしながら読み返す 好きなんだよなぁ
もと
1
素晴らしい2016/03/07
法水
1
『娘に語る祖国』から6年後に書かれたシリーズ第2作。みな子ちゃんも10歳に。本作では『蒲田行進曲』の銀ちゃんのモデルとなった李銀四さん、李さんが故郷・長崎県五島列島で相撲を教えていた石松さん、そのガールフレンドの“コケ”のアイ子さんの話が中心。アイ子も『熱海殺人事件』に名前が出てくるだけに、まるで芝居のような話で、どこから実話でどこからフィクションなのかが判断がつかない。内田有紀さんが主演した『銀ちゃんが逝く』でも宇宙の謎やデンドロ(香典泥棒)など、この本に出てくるエピソードが使われてたなぁ。2014/06/17
大和
0
熱海殺人事件の銀ちゃんのモデルになった方の話。どこまで実話なのかは分からないけれど、祖国に対する想い、理不尽な差別の中で報われることがなかった想い、翻弄されながらも必死に生きようとする登場人物たちが光る一冊。2015/06/06
渋谷英男
0
優しい熱海殺人事件。☆42015/05/30
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