光文社新書<br> 戦時下のウクライナを歩く

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光文社新書
戦時下のウクライナを歩く

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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334046712
  • NDC分類 302.386
  • Cコード C0230

内容説明

2022年2月24日、突如として始まったロシアのウクライナ侵攻。「首都キーウはすぐに陥落する」という各国の予測を覆し、ウクライナは今も徹底抗戦を続ける。戦いの趨勢は逐一報道され、ゼレンスキー大統領の一挙手一投足は注目の的だ。ウクライナのニュースを目にしない日はない。一方で、ウクライナで今を生きる人々の声を聞くことは少ないのではないだろうか。強いられた地下壕での避難生活、ロシア軍による拉致・監禁、自宅近くに落ちるミサイル―。戦争で変わった日常に対して、彼らは何を感じて、日々をどう暮らしているのだろうか。本書では、そんな戦時下で生きる人々の声を、ジャーナリストが実際に現地を歩いて記録。ウクライナの人々の本音に耳を傾ける。

目次

第1章 立ち上がる人、逃れる人―キーウ首都防衛戦の中で
第2章 占領下の町で何があったのか―拷問され、遺体となった隣人
第3章 消滅した50万人都市―そこでは何が起きたのか
第4章 文化と言語をめぐる戦い―バイリンガル社会のゆくえ
第5章 ボランティアが支える市民生活―助け合いの絆を断たないために
第6章 戦争の前線に立つ市民―彼らはなんのために戦うのか
第7章 キーウの豊かな生活の裏で―ミサイルが落ちてくる日常
第8章 市民が語るゼレンスキー大統領―ウクライナを一つにしたもの

著者等紹介

岡野直[オカノタダシ]
1960年、北海道生まれ。東京外国語大学ロシア語学科卒業。’85年、朝日新聞社入社。プーシキン・ロシア語大学(モスクワ)に留学後、朝日新聞西部本社社会部を経て、東京社会部で基地問題や自衛隊・米軍を取材。シンガポール特派員の経験もあり、ルワンダ虐殺、東ティモール紛争、アフガニスタン戦争など、紛争地取材の経験も多い。2021年からフリー。全国通訳案内士(ロシア語)。関心はウクライナ、ロシア、観光、文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

雪月花

45
ロシア語が堪能な岡野直氏が戦時下のウクライナに赴き、ウクライナの人々の生の声を本にした。これは絶対に読まなければ、と思った。史上最も「可視化」された戦争、と言われるこのロシアとウクライナの戦争が長引く中、ロシアの砲撃に耐えながら、ウクライナの人々はどのような避難生活を強いられているのか、人々の価値観や思いはどう変わってきたのか、前線で戦う兵士となった女性や神父の話なども聞くことができ、人間の強さと尊厳を垣間見ることができる。とは言え、何はなくとも一刻も早くこの戦争が収束することを願う。2023/09/15

よっち

37
突如として始まったロシアの侵攻で変わった日常に対して、ウクライナの今を生きる人々は何を感じて、日々をどう暮らしているのか。戦時下で生きる人々の声を、ジャーナリストが実際に現地で取材した1冊。ロシアの突然の侵攻をウクライナの人々はどう受け止めたのか。消滅した50万人都市とロシアとの文化と言語の対立、ボランティアがさせる市民生活、彼らは何のために戦うのか、ミサイルが落ちてくる日常、市民が語る大統領など、やはり様々な優先順位や考え方を持つ人がいて、それをとりまとめて困難に向き合うことの難しさを改めて感じました。2023/08/14

Nobuko Hashimoto

28
戦時下のウクライナ各地をまわり、100人を超える市民と交わした言葉をまとめた取材記。ウクライナの文化や芸術を守り抜こうとする人、大学での職を投げうって戦うことを選んだ人、危険を顧みず兵士や市民を支援する活動を続ける人など、日本の私たちが知りたいと思う現地の様子を伝えてくれる。また戦争を通してのゼレンスキー大統領の変貌が、近しい人によって語られる。関西ウーマン信子先生のおすすめの一冊で紹介。https://www.kansai-woman.net/Review.php?id=2022602023/08/06

kan

27
ウクライナ市民に著者が直接ロシア語で聞き取りをした貴重な記録。時に分断を生む宇語と露語の使い分け、宇軍志願兵の実態、ボランティア団体の重要性など、一般市民の状況を詳細に伝える。特に、言語や文化のUkrainizationとRussificationと、家庭と学校での言語の使い分けにより微妙なタブーが生まれている実態は興味深い。国鉄が第二の軍隊と呼ばれているのに膝を打った。先日授業で、国境なき医師団が特別仕様の医療列車で患者をリビウへ搬送する動画を扱ったが、それが国鉄だ。強力な輸送網と組織力が垣間見える。2023/09/30

Aby

7
今も戦時下にあるウクライナ.戦争が始まってまもなく,現地で生きる人たちへのインタビュー集.あとがきの日付は2023年5月.それから1年.まだ終結していない.ここで話をしてくれた人たちは,無事であろうか.■戦争が始まったことで,ウクライナの文化や言語が改めて際立ってきたようだ.2024/07/28

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