光文社新書<br> 参議院

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光文社新書
参議院

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  • サイズ 新書判/ページ数 248p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334046668
  • NDC分類 314.15
  • Cコード C0231

内容説明

日本の政治は衆議院で動くのではなく、参議院で動く―。一般的に「参議院は衆議院より格下」とみられているのではないだろうか。事実、日本の最高権力者である総理大臣は衆議院議員から選出される。だが、本書を読めば、「参議院を制する者は日本の政治を制する」「参議院を笑う者は参議院に泣く」ことが示される。実際、参議院選挙に負けた総理大臣は右往左往し、政局の運営に行き詰まることは歴史が証明している。なぜ、参議院が重要なのか。参議院が重要なのか。参議院が誕生した背景、そして現代の日本の政治を語る上で欠かせなくなり、重要な役割を担うようになった参議院という存在を、憲法学、政治学、歴史学の視点で解き明かす。

目次

序章 貴族院、枢密院、参議院
第1章 参議院の誕生
第2章 参議院を制する者は、日本を制す
第3章 「闇将軍」の参議院掌握
第4章 参議院が政治を動かした時代
第5章 拒否権集団が内閣を短命に
第6章 政治の劣化―再びカーボンコピーへ

著者等紹介

倉山満[クラヤマミツル]
1973年、香川県生まれ。憲政史研究者。(一社)救国シンクタンク理事長兼所長。’96年、中央大学文学部史学科を卒業後、同大学院博士前期課程を修了。在学中より国士舘大学日本政教研究所非常勤研究員として、2015年まで同大学で日本国憲法を教える。現在、「倉山塾」塾長、ネット放送局「チャンネルくらら」を主宰、積極的な言論活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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乱読家 護る会支持!

5
⚫︎参議院は、GHQと国務大臣の「売り言葉に買い言葉」で成立した。なので、当時、参議院の運用をどうしていいか分からず、吉田茂総理も苦労した。 ⚫︎歴代自民党総裁は、参議院議長に政権運営を依存した。 ⚫︎闇将軍、田中角栄と竹下登は二人とも参議院を掌握していた。 ⚫︎平成二年以降は、参議院選挙の敗北が内閣総辞職に直結する時代に。 ⚫︎安倍内閣が長期政権になったのは、日銀人事に勝ち、参議院で勝ち続けたから。 僕は、政治には興味はありますが、政局には関心なく、ふーんって感じでパラパラ読みでした。2023/10/07

hiyu

4
参議院に対する見方というか、参議院の意義をどのようにみえるかで政治のみならず国民生活に大きな影響を与えうるのかと改めて感じられた。それにしてもすごい世界だ。2024/10/04

すのさん

3
参議院の最大の武器は所属議員の数であるという点がよく理解できる。解散がなく任期が安定しているため、派閥政治では参議院の権力者を味方につけることが重要視され、松野鶴平や重宗雄三、青木幹雄らが代表例として挙げられる。また、ねじれ国会では参議院が多数を握ることで、日銀総裁人事の拒否などを通じて、政府の政策決定を大きく左右する力を持っていた。参議院の実力者たちがこの「数の力」を背景に権力を握っていったことが描かれている。参議院は単なる「再考の府」ではなく、数の力によって政局を動かす場であると実感できた。2025/02/15

Reading

2
参議院の歴史について紹介した後は参議院が政局に与える影響について戦後から令和の現在までを紹介されているのが特徴です。 参議院を制する者は日本の政治を制するという主張がされていて歴代首相は衆議院の動向だけでなく、参議院の動向も気にしていました。 戦後の昭和から令和の現在までの政局について報道されていないディテールの部分まで解説されていて、政局について学ぶには良い書籍なのかなと感じました。 2024/04/06

miu_miu

2
マイナーな本かと思ったらけっこうみなさん読んでるのでびっくり。政治まわりはくららの本がとても分かりやすいと思ってまして、本作も同様でした。権謀術数の世界。政治の世界はまともな神経じゃできないですね。竹下、中曽根はさすが。小泉もそうだったのか。平気で騙せないと政治家はやれないか。やはり安倍はあの程度だったんですね。岸田は。。。2023/08/26

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