光文社新書<br> 社会を変えるスタートアップ―「就労困難者ゼロ社会」の実現

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光文社新書
社会を変えるスタートアップ―「就労困難者ゼロ社会」の実現

  • 小野 貴也【著】
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  • サイズ 新書判/ページ数 227p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334046446
  • NDC分類 366.28
  • Cコード C0236

内容説明

日本には障害や難病のため就労に何らかの課題を抱え、無職、低賃金、不安定な就労環境等の状態になっている、いわゆる「就労困難者」が約一五〇〇万人存在する。その多くがきちんとした給料や、自己肯定感を高めるやりがいを得ることができていない。長年解決されない問題だ。一方、少子高齢化に伴う労働人口の減少はテクノロジーの進歩や普及でもカバーしきれない。つまり、就労困難者に活躍する機会を提供することで社会課題が解決されるだけでなく、日本経済を支えることにもなるのだ。このような発想で就労支援プラットフォームを運営するスタートアップがある。障害者と健常者、就労困難者とそうでない人の壁が解け合う、働き方の未来とは。NPOでもなければベンチャーでもない、スタートアップだから起こせる変革とは。「インクルーシブ社会」へ向けたグランドデザインとは。

目次

第1章 障害者雇用制度を基盤とした日本版インクルーシブモデル
第2章 世界トップクラスのポテンシャルを秘めた就労支援業界
第3章 日本の労働人口減少問題を突破する方法
第4章 就労困難者が「大活躍」するためのプラットフォーム
第5章 薬だけではなく仕事を―起業のきっかけ
第6章 データテクノロジーがつくる就労困難者と日本経済の未来
第7章 スタートアップが挑戦する社会性×経済性
第8章 インクルーシブ雇用2.0
第9章 就労困難者ゼロ社会

著者等紹介

小野貴也[オノタカナリ]
1988年生まれ、大分県出身。製薬会社のMR従事中に、障害や難病のある人の活躍機会・賃金格差などの社会問題に衝撃を受け、2014年にヴァルトジャパンを創業。障害や難病を抱える就労困難者に特化した仕事の受発注プラットフォーム「NEXT HERO」を運営し、約1500万人の就労困難者がビジネスの現場で大活躍できる仕組みづくりに取り組んでいる。’21年6月にZ Venture Capital、みずほキャピタル、SMBCベンチャーキャピタル、三井住友海上キャピタルから約2億円を調達し、同年11月にはスタートアップの登竜門「IVS2021 LAUNCHPAD NASU」で3位入賞。’22年には海外ベンチャーキャピタルや国内メガバンク3社などから出資を受け、累計資金調達額は7億円に達する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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中玉ケビン砂糖

59
労働白書の統計は、「AIがやがてヒトに取って代わるのではないか」というかつての杞憂とは正反対の懸念を如実に示す。国内製造業等における労働人口は若年が減って高齢化も著しく、またたとえAI等が諸作業を代替できたとしても、それを運用しうる人材が育成されなければ何の意味もないからだ。かくしてほぼ100%、将来日本の諸産業におけるマンパワーは10万単位で深刻な慢性的不足に陥る。本書は、実はとてつもないポテンシャルを有する「隠れた鉱脈」として全国にある「就労継続支援事業所」の相互連携促進を促し、登録している2023/03/12

武井 康則

7
心身、あるいは環境に障害があって就職できない人のために立ち上げたスターアップ企業。志高く、どんな活動をしているかと思えば、就労困難者の現実とか、その必要性などの、いわばプレゼンテーション資料のようなものになっている。より多くの人に興味を持ってもらい賛同する人を増やすためにも、具体的な活動や取り組みを描いて欲しかった。これでは残念だがよく見えない。2024/05/17

素人

3
著者が取り組んでいる事業は、就労困難者向け業務の受発注を行う全国規模のプラットフォームを作り、各地の就労継続支援事業所をネットワーク化するというものらしい。利用者支援という視点からすると、協働関係人口(仕事を通じて当事者の方が直接関わりを持つ人数)が増やせる点、当事者の方の特性に合わせた多様な業務を提供しやすくなる点が良いと感じた。一方で、発注先企業と事業所とのやり取りは誰がするの…?とも思った。2023/06/06

チバ

1
新聞の書評で紹介されていたので手にとった。改めて働くってどうしてこんなに難しくなったのだろうか・・と考えさせられた。就労困難の方の中で精神障害者の方、色々な訓練をして、大きな勇気を持って就労に就く。しかし1年後の定着率は半分だという。後ろ向きな理由で辞めた場合その方々の心の傷を思うと胸が痛い。前に進んだという経験はきっと何かをもたらしていると思いたいが・・。働く。もっと単純で簡単な事にする為に、世の中はみんなで動いていかなければいけないという事を考えさせられた一冊だった。2023/05/25

しゅんぺい(笑)

1
思っていたよりもずっと専門的な話が多くて、途中で流し読み。でもこういう取り組みをしてる会社があること、その情熱を通している方がいるってことが有難いこと。2023/03/29

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