出版社内容情報
『定年後の韓国ドラマ』(幻冬舎新書)の著者が、「愛の不時着」を嚆矢とする第4次韓ドラブームの背景と、100本近い作品を解説。
内容説明
日本における韓国ドラマブームは、俳優が話題の中心となった「冬のソナタ」出現の二〇〇三~一〇年を第一次とすると、二〇一一~一五年の第二次はシナリオ・発想・シノプシス・プロットの充実期であり、二〇一六年から始まった第三次ブームは、K‐POP人気に加えて、ケーブル三局―JTBC・tvN・OCNの躍進が加わり、これによって「韓国ドラマ」のクオリティはアメリカ・ドラマに匹敵するほどの水準にまで引き上げられた。そして、二〇一九~二一年の第四次ともいえるブームは、まさに第三次以降の成熟による一大ルネッサンス期―黄金期であり、「愛の不時着」「梨泰院クラス」「賢い医師生活」といった秀作を続々と生み出した。―世界を席巻する韓国ドラマの魅力を傑作80選とともに徹底解説!
目次
序章 韓国ドラマ新時代の到来
第1章 地上波の失速とケーブル局の台頭
第2章 ケーブル局製作ドラマの研究
第3章 地上波の停滞とその実態
第4章 二〇一〇~二〇年代の地上波ドラマの佳作 二〇一五~二〇二〇
第5章 三大ケーブル局(tvN・JTBC・OCN)が生んだ第四次韓国ドラマブーム
第6章 ネット独占配信のケーブル局代表作ベスト3 徹底解析
第7章 ケーブル局で開花した男優・女優
第8章 K‐POPメンバーのドラマ進出
第9章 ドラマOSTの充実と躍進
終章 韓国ドラマの未来
著者等紹介
藤脇邦夫[フジワキクニオ]
1955年広島県生まれ。大学卒業後、専門学校、業界誌を経て、’82年、出版社入社。2015年定年退職、以後、文筆業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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