出版社内容情報
食と農の当事者として関心を持ち、意識して行動できるように、自分の暮らしで手の届く範囲の「等身大の自給」について考えていく。
内容説明
食料自給率が40%を下回る日本は、食の大部分を海外に頼っている。また、「飽食の時代」という言葉に象徴されるように、私たちはクリックひとつで自宅に食品が届き、コンビニエンスストアだけでも食事を賄うことができる時代を生きている。しかし、今後、地球環境に変動が生じ、農作物の輸出入に不測の事態が起きたらどうなるだろうか。「食の海外依存」「国内農業の荒廃」という二重のリスクを抱えている私たちは、今、食と農についてどう考え、どう行動すべきなのか。現場の新しい動きにも着目しながら、「等身大の自給」について考える一冊。
目次
第1章 日本の食と農のいま
第2章 この時代に農業を仕事にするということ
第3章 持続可能な農業としての「有機農業」を地域に広げる
第4章 食と農のつなぎ方
第5章 食と農をつなぐCSAの可能性
第6章 都市を耕す
著者等紹介
小口広太[オグチコウタ]
1983年、長野県塩尻市生まれ。千葉商科大学人間社会学部准教授。明治学院大学国際学部卒業後、明治大学大学院農学研究科博士後期課程単位取得満期退学、博士(農学)。日本農業経営大学校専任講師等を経て2021年より現職。専門は地域社会学、食と農の社会学。有機農業や都市農業の動向に着目し、フィールドワークに取り組んでいる。日本有機農業学会事務局長。農林水産省農林水産政策研究所客員研究員。NPO法人アジア太平洋資料センター(PARC)理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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