出版社内容情報
科学的エビデンスで明らかになるダイエットの不都合な真実。摂食障害に悩む若い女性をターゲットに書かれた話題記事を書籍化。
内容説明
ほぼ確実にリバウンド。BMI18.5未満の死亡リスクは倍。実は小太りが一番長生き。摂食障害が専門の精神科医が、過剰な「やせ礼賛」文化を理詰めで斬る!
目次
第1章 ダイエットしたら、太ってしまった!(ミネアポリスで証明された“不都合な真実”;そもそも「太っている」「やせている」って、どういうこと?;糖質制限、ダイエットピル、腸内洗浄と、いろいろあるけれど)
第2章 誰も言わなかった、ダイエットの落とし穴!(ダイエットしたのに、なぜ太る?;やせていると寿命が短く、認知症にもなりやすい;ダイエットが、摂食障害の引き金になる;ダイエットすると、子どもが肥満体質になる)
第3章 ダイエットがダメなら、どうすればいいのか?(本当に「私は太っている」のか;“美しさ”の基準が、変わりつつある;健康と美しさを手に入れるために)
著者等紹介
永田利彦[ナガタトシヒコ]
大阪市立大学大学院医学研究科を修了(医学博士)。同科(神経精神医学)准教授、ピッツバーグ大学客員准教授などを経て、2013年になんば・ながたメンタルクリニックを開設。医学博士、精神科専門医、精神保健指定医、精神保健判定医。Academy for Eating Disorders、Eating Disorder Research Society、日本摂食障害学会(理事長)、日本不安症学会、日本うつ病学会、日本精神科診断学会(いずれも評議員)などの学会に所属。摂食障害、不安障害、パーソナリティ障害、気分障害に関する論文、総説多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。