出版社内容情報
「がんを遠ざける生き方はあるのか」といった医学と日本の常識と向き合い、本当の健康、本当の寿命、そして人生の幸せについて考える。
内容説明
日本人の2人に1人ががんになる時代―。がんは誰もがなりうる病気です。家族や友人に見つかり、次は自分が…と恐ろしくなったこともあるかもしれません。でも、がんになったときどうするのかを「自分ごと」として考えたことはありますか。人生100年時代、がんについて考えておくことは、自身の生き方を考えることでもあります。あなたが、がんになったらどうするか?妻や夫ががんになったら、どう生きるか?がんを寄せつけないためにできることはないか?81歳、後期高齢者の元気な医師、藤田紘一郎先生と一緒に考えてみましょう。
目次
第1章 もしも、私が「がん」になったら(がんになっても仕事は続け、旅行もする;がんになっても標準治療は受けない ほか)
第2章 私が、がんの三大治療を受けない理由(がんを治すのではなく、おとなしくさせる;ステージ1でも私は治療を受けない ほか)
第3章 がんを知れば、がんとのつきあい方が決まる(バツイチ男はがんになりやすい;遺伝が原因となる確率は5パーセントにすぎない ほか)
第4章 がんを抑える食事、がんをつくる食事(免疫力の7割が腸に集まっている;危険な「腸もれ」を放っておかない ほか)
第5章 がんを遠ざける生活習慣のコツ(食事でストレスを発散する人は、がんリスクが高い;12時間「何も食べない時間」をつくる ほか)
著者等紹介
藤田紘一郎[フジタコウイチロウ]
医師・医学博士。1939年、旧満州生まれ。東京医科歯科大学卒。東京大学大学院医学系研究科修了。金沢医科大学教授、長崎大学教授、東京医科歯科大学大学院教授を歴任し、現在は東京医科歯科大学名誉教授。専門は、寄生虫学、熱帯医学、感染免疫学。日本寄生虫学会賞、講談社出版文化賞・科学出版賞、日本文化振興会・社会文化功労賞および国際文化栄誉賞など受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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