出版社内容情報
近年の研究で住宅の温かさが頭と体の健康に直結することがわかってきている。冬の室温と健康、夏の室温の下げ方などを紹介する。
内容説明
「冬の室内温度は18度以上に」。WHO(世界保健機関)が健康の観点から、このように勧告していることをご存知でしょうか?実はあなたの「健康」は、住環境に大きく影響を受けています。実際、「室温を2度上げると健康寿命が4歳のびる」という研究結果や、「室温を5度上げると脳神経が10歳若くなる」という研究結果があるのです。本書は最新のエビデンスをもとに「健康を守る家」「健康寿命をのばす家」について考えてみます。運動や食事だけでは実現できない、新しい健康のあり方を提案します。
目次
第1章 ルポ・「室温」で高齢者の健康を守る町(寒い家に住む人は、脳神経の質が低下する;まずは部屋に室温計を置く ほか)
第2章 「家の寒さ」が高血圧、頻尿、不眠の原因(室温が10度下がると、血圧は10上がる;降圧剤よりも室温のほうが血圧に影響する ほか)
第3章 暖かい家にするために今日からできること(手っ取り早いのは「窓を替える」こと;冬の室内を暖かくする7つの住まい方 ほか)
第4章 高齢者こそ「夏の断熱」を徹底せよ(熱中症の4割は「住居内」で起こっている;高齢になると暑さを感じるセンサーが鈍くなる ほか)
第5章 仕事と勉強がはかどる空間を作る(オフィスの環境が、ビジネスの成果に直結する;室温を1度上げると学習効率が10%アップする ほか)
著者等紹介
笹井恵里子[ササイエリコ]
ジャーナリスト。1978年生まれ。「サンデー毎日」編集部記者を経て、2018年よりフリーランスとして活動。医療や健康を中心テーマに精力的な取材を続け、週刊誌、月刊誌で多くの記事を執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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