出版社内容情報
「極端な人」を生み出してしまうネット特有の構造など、ネット炎上を分析し、悲惨な出来事を減らす方策を提言する。
内容説明
SNSでの誹謗中傷、不謹慎狩り、自粛警察、悪質クレーマー…奴らは何者か?「炎上はマスメディアが生み出す」「SNSは世論を反映しない」「炎上加担者はごく少数」など、データ分析から導き出された意外な真実。
目次
第1章 ネットに「極端な人」があふれる理由(「極端な人」が人の命までも絶つ;「極端な人」による「殺人」は世界中で起こっている ほか)
第2章 ネットだけでない「極端な人」(ネットの誹謗中傷の陰にマスメディアがある;メディアのビジネスモデルの罪 ほか)
第3章 「極端な人」の正体(「極端な人」とはどのような人なのか;「ネット右翼は低学歴のひきこもり」は誤り ほか)
第4章 「極端な人」が力を持つ社会でどう対処するか(ネットの匿名性が悪なのか?;「実名制にすれば解決」は間違い ほか)
第5章 「極端な人」にならないための5箇条(極端であることの罪;「極端な人」にならないための5箇条 ほか)
著者等紹介
山口真一[ヤマグチシンイチ]
国際大学グローバル・コミュニケーション・センター准教授。1986年生まれ。博士(経済学)。専門は計量経済学。研究分野は、ネットメディア論、情報経済論、プラットフォーム戦略など。組織学会高宮賞、情報通信学会論文賞、電気通信普及財団賞、紀伊國屋じんぶん大賞(2017年23位)を受賞。他に、東京大学客員連携研究員、日本リスクコミュニケーション協会理事、海洋研究開発機構アドバイザーなどを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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