出版社内容情報
クワバカとは、「クワガタムシに魅せられ、バカの境地に達した男」のこと。彼らの姿を講談社ノンフィクション賞作家が描く――。
内容説明
クワバカ―クワガタムシを愛し、人生のすべてを賭してしまった男たちのことだ。ハブに咬まれても採集をやめない男、一回の勝負に数十万円を費やす“闘クワガタ士”、採集のためにインドネシアへ移住した世界的コレクター。そんな男たちを取材するうちに、著者自身もクワガタの沼へ少しずつはまっていった。そして、そのクワバカたちにも底知れない魅力を感じていき―。少年時代を想起させ、なぜか羨ましさも感じさせる不思議な男たちを描く、傑作“昆虫”ノンフィクション。
目次
第1章 魔性のクワガタ(クワガタ界のカリスマ;ギネス競争 ほか)
第2章 戦うために生まれてきた(世界の二強;総額一〇〇万円の大会も ほか)
第3章 血の力(オオクワブリーダーのアジト;一〇〇〇万のオオクワは宣伝 ほか)
第4章 コーカサスに恋して(ガのペルシャ絨毯;世界一のクワガタ王国 ほか)
著者等紹介
中村計[ナカムラケイ]
1973年生まれ。ノンフィクションライター。千葉県船橋市出身。同志社大学法学部政治学科卒業後、某スポーツ新聞社に入社するも七カ月で退職。以降、スポーツを中心に様々なノンフィクション作品を発表している。著書に、『甲子園が割れた日 松井秀喜5連続敬遠の真実』(新潮社、第一八回ミズノスポーツライター賞最優秀賞)、『勝ち過ぎた監督 駒大苫小牧 幻の三連覇』(集英社、第三九回講談社ノンフィクション賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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