光文社新書<br> クワバカ―クワガタを愛し過ぎちゃった男たち

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光文社新書
クワバカ―クワガタを愛し過ぎちゃった男たち

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  • サイズ 新書判/ページ数 247p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334044879
  • NDC分類 486.6
  • Cコード C0245

出版社内容情報

クワバカとは、「クワガタムシに魅せられ、バカの境地に達した男」のこと。彼らの姿を講談社ノンフィクション賞作家が描く――。

内容説明

クワバカ―クワガタムシを愛し、人生のすべてを賭してしまった男たちのことだ。ハブに咬まれても採集をやめない男、一回の勝負に数十万円を費やす“闘クワガタ士”、採集のためにインドネシアへ移住した世界的コレクター。そんな男たちを取材するうちに、著者自身もクワガタの沼へ少しずつはまっていった。そして、そのクワバカたちにも底知れない魅力を感じていき―。少年時代を想起させ、なぜか羨ましさも感じさせる不思議な男たちを描く、傑作“昆虫”ノンフィクション。

目次

第1章 魔性のクワガタ(クワガタ界のカリスマ;ギネス競争 ほか)
第2章 戦うために生まれてきた(世界の二強;総額一〇〇万円の大会も ほか)
第3章 血の力(オオクワブリーダーのアジト;一〇〇〇万のオオクワは宣伝 ほか)
第4章 コーカサスに恋して(ガのペルシャ絨毯;世界一のクワガタ王国 ほか)

著者等紹介

中村計[ナカムラケイ]
1973年生まれ。ノンフィクションライター。千葉県船橋市出身。同志社大学法学部政治学科卒業後、某スポーツ新聞社に入社するも七カ月で退職。以降、スポーツを中心に様々なノンフィクション作品を発表している。著書に、『甲子園が割れた日 松井秀喜5連続敬遠の真実』(新潮社、第一八回ミズノスポーツライター賞最優秀賞)、『勝ち過ぎた監督 駒大苫小牧 幻の三連覇』(集英社、第三九回講談社ノンフィクション賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

キク

61
大型原種を求めて奄美やインドネシアに移住する採集者、クワガタ同士を闘わせる「クワガタ相撲」のために30万円の個体を10頭買って一番強かったやつで大会に挑むバトラー、あるショップの独自算出数値で高得点を目指すため数百万円の親となる名クワガタを買い求めるブリーダー。「ネットがない時代は『〇時一分新宿発下諏訪行き』に乗って夜の韮崎に脚立を持って降りる奴から同士を見つけた」「いったら、ほんの遊びに人生を賭けてしまった」「幸福って、好きという業火に一度でも身を投じたか、投じなかったかですよ」この熱さ、嫌いじゃない。2023/04/29

よしたけ

36
クワガタに人生を捧げた男達-クワバカ。1mmでも大きいクワガタを求め職を捨て離島移住し、ハブに怯え乍も夜の森を歩き続ける。そんなクワバカ達も希少種保護を目指した政府による採取規制、養殖クワガタの定着・放虫による野生種減少に頭を悩ませる。採取規制についていえば、採集圧より森林開発圧の方が影響特大だろうが、施行のし易さ・アピール効果で狙い撃ちされているという悲しい現状。コレクションは10億でも売らない、親が自分の子供を売らないのと同じだ、と言ってのけるクワバカには頭が下がる。何かに夢中になるってこういうこと。2021/02/19

糜竺(びじく)

23
お金や見栄とかではなく、自分の好きなことで生きている人達をまざまざと見せつけられた感じ。僕は嫌いじゃない。2021/12/29

トムトム

21
ノーベル賞を取った人や、有名な科学者さんは幼少の頃から虫好きな人が多い。何でだろう、不思議だな、すごいな。そういう感覚は、あの小さいくせによく出来ている昆虫さんから得られるのかもしれません。行政が頭でっかちに保護とか言うと、何かトンチンカンというか違うものになる。人間のルールのエキスパートは自然のルールを理解することはないのでしょう。ヒトルールだけで、分かった気になっている。先人さんが築いてきた虫ラブの歴史とかにも目を向けて頂きたいものです。2023/05/07

Taka

11
ほーん、日本にはカブトムシの種類はそんなにないけど、クワガタは40種類くらいいるんだぁ。クワバカを筆者が表すと。幸福とは。好きという業火に、一度でも良いから身を投じたか投じなかったかである。インドネシアで好きな女性ができつつクワガタに身を投じた吉川さんの笑顔がまたいいんだなあ。クワバカも楽しみ方も人それぞれ。獲ったり、測ったり、育てたり、観察したり、戦わせたり、集めたり。そこにある様々な世界。私がこの世界を素晴らしいと思うのは、本日にたくさんの楽しみ方がこの世には存在しているから。楽しんでいる人に幸あれ2023/12/19

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