出版社内容情報
大衆酒場ガイドから、おつまみレシピ、「チェアリング」「湯上がり酒場」といった異次元飲酒まで、つつまし酒の楽しみ方を徹底指南。
内容説明
人生は辛い。未来への不安は消えない。世の中って甘くない。けれども、そんな日々の中にだって「幸せ」は存在する。いつでもどこでも、美味しいお酒とつまみがあればいい―。混迷極まる令和の飲酒シーンに、颯爽と登場した酒場ライター・パリッコが、「お酒にまつわる、自分だけの、つつましくも幸せな時間」について丹念に紡いだエッセイ集。
目次
健康診断後のホッピー&カツカレー
缶詰で飲む
いまさらファミレス飲みにハマる
おつとめ狩り
カプセルホテルで昼寝飲み
大衆酒場への飛びこみかた
豆腐がすき。
肉豆腐の底なし沼
チンチロリンハイボール
スピード晩酌〔ほか〕
著者等紹介
パリッコ[パリッコ]
1978年、東京生まれ。酒場ライター、DJ/トラックメイカー、漫画家/イラストレーター。2000年代後半より、お酒、飲酒、酒場関係の執筆活動をスタートし、雑誌、ウェブなどさまざまな媒体で活躍。飲酒ユニット「酒の穴」として、「チェアリング」という概念を提唱(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おかむら
29
「ガスト飲み」「はま寿司飲み」「松屋飲み」などのチェーン店飲みから家飲み路上飲みまで、つつましいながらも楽しく飲める方法を紹介するエッセイ。昼から(朝からも)飲んじゃうかなりの酒好きだけど、小さいお子さんがいるので、適量で納めてるようなのがのがえらい。早朝の公園でワンカップ大関をお燗で飲む(そして黒霧島のお湯割りも作る)方法がくだらないけど素晴らしい。2021/11/02
Nao Funasoko
29
2年程前に読んだ『酒の穴』のパリッコによる酒と酒場と酒飲みのエッセイ。自分も自宅ベランダで七輪飲みするタイプなのでこういう飲みの感覚は好きだなあ。最近の好みは蕎麦屋飲みだけれども久しぶりにサイゼ飲みも復活しようかな。 (笑)2020/02/12
クラミ♬
28
こんなにもお酒を楽しんでる人、なかなかいない(^^;;2024/01/13
aloha0307
21
呑むヒトであれば、楽しさ100%保証の本書(新書でいいの☺) お酒にまつわる自分だけの慎ましくも幸せな時間を、限られた金額のポテンシャルを最大限発揮していきます✿ ファミレス飲み...ついにドリンクバーにワイン🍷👀 100円バーガー🍔を自らアレンジする、”マック晩酌”イイね☺ 中華料理;福しん 行ってみたいな✿✿2020/08/09
Yutaka Matsuzawa
15
どうやって安く簡単にどんなシチュエーションで酒を飲むとより楽しくなるか?そんなことが書いてあるエッセイ集。缶詰飲み、サイゼ飲み、自分でピザを焼いたり、醤油漬けを作ってみたり、アウトドア用の椅子を持って一人花見をしてみたり、酒を飲むのが好き、できれば毎日でも飲みたいクチなので共感点が多く楽しめた。人生を楽しむにはちょっとした工夫と気の持ちようだな。〇2020/01/22