出版社内容情報
がん治療&ケトジェニックダイエットの世界で注目を集める著者の、現在進行形の臨床研究データを盛り込んだ最強のがん治療本。
内容説明
がんの支持療法としての「免疫栄養ケトン食」は、がん細胞だけを弱らせ、正常細胞を元気にする様々な栄養の組み合わせによって、がん細胞を兵糧攻めにする戦法をとっています。その基本にあるのは極度な糖質制限、さらにタンパク質とω(オメガ)3脂肪酸(不飽和脂肪酸)の一種であるEPA(エイコサペンタエン酸)の強化などです。二〇一六年の後半からはビタミンDの強化が、以上の柱に加わりましたが、その効果は予想を超えるものでした。現代医学では治療が不可能とされてきたがん種まで、完全寛解や奏効に至るケースが出てきたのです。ロングセラー『ケトン食ががんを消す』がさらに進化。人生100年時代を生き抜くための食事療法。
目次
第1章 がん患者さんはビタミンDが足りていない(ビタミンDの不足が生む新型栄養失調;血中ビタミンD濃度を測る ほか)
第2章 ビタミンDはすごい(厚生労働省のビタミンDに関する調査;日本人女性のビタミンD不足 ほか)
第3章 ビタミンDと現代の病(延び悩む「健康寿命」;がん予防があらゆる病の予防になる ほか)
第4章 ビタミンD+免疫栄養ケトン食 最強のがん治療(予想を超える効果;ケトーシスとケトアシドーシス ほか)
第5章 「グルコーススパイク」の恐怖(自己流の「ケトジェニック」「スーパーケトジェニック」は危険;極端な糖質制限の危険性 ほか)
著者等紹介
古川健司[フルカワケンジ]
医学博士。1967年山口県生まれ。’92年慶應義塾大学理工学部電気工学科卒。その後、山梨医科大学医学部医学科に入学。’99年、消化器外科医を志望し、東京女子医科大学消化器外科に入局。大学では、膵臓班に所属し、当時、膵臓がん手術件数日本一を誇っていた。2006年、(公財)東京都保健医療公社荏原病院外科を経て、多摩南部地域病院外科に勤務。NST(栄養サポートチーム)に従事し、本格的にがんの栄養療法を開始。がん免疫栄養療法の臨床実績を上げて、’14年、それまでの栄養療法のケトジェニック化に成功。’15年1月より、ステージIVのがん患者を対象に、世界初の臨床研究を開始。現在、がん免疫栄養ケトン食療法の普及に努めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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