内容説明
年間相談数4千超、商品開発案件の7割を売上増に導く企業支援センター「エフビズ」。静岡県富士市に拠点を置いて地元企業をサポートするモデルには他の自治体も共鳴し、全国約20カ所にご当地ビズが誕生。すなわち、地方ビジネスの成功には普遍的方策がある。ポイントは、当事者には気づけない「強み」を発見し、知恵を絞って新しい価値につなげること。その詳しい考え方を、エフビズ代表が成功事例、各ビズの活躍をもとに講義する。特別編として地域エコノミスト・藻谷浩介氏との対談もつく。
目次
理論編 なぜ地域再生はプロの仕事なのか(「エフビズモデル」とは;企業支援は面談で決まる)
実践編 チームで対処するメリットを学ぶ(企業支援のエッセンスをつかむ;マスメディアを巻き込む情報発信術)
事例編 紙のカルテから知恵を絞る(すべての打ち合わせを紙に記録する;テーマ別ケースタディ)
組織編 センター長はこうして選ばれる(「どこでも通用する人材」とは?;「エフビズ・ファミリー」の活躍の分析)
特別編 DNAを正しく伝えるために―藻谷浩介氏対談
著者等紹介
小出宗昭[コイデムネアキ]
「エフビズ」センター長。1959年生まれ。法政大学経営学部卒業後、静岡銀行に入行。M&A担当などを経て、2001年に創業支援施設「SOHOしずおか」へ出向。起業家創出と地域産業活性化の活動が評価され、中小企業庁主催のJapan Venture Awards 2005経済産業大臣賞を獲得。08年、同行を退職し(株)イドムを創業。富士市産業支援センター・エフビズの運営を受託し現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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