内容説明
変化しない退屈な星?いえ、違います。いま、社会で注目される「変化する太陽」「爆発」は何をもたらすのか?地球温暖化との関係は?「太陽物理学」入門。
目次
第1章 「変わる太陽」と「変わらぬ太陽」(「変わる太陽」の発見;黒点と太陽面爆発;爆発で太陽はものも放出する;X線と電波で見た太陽)
第2章 なぜ太陽面で爆発が起こっているのか(磁場は爆発のエネルギーをためる;磁場は爆発を起こす;黒点やフレアは他の星にもある)
第3章 脅威の太陽(太陽面爆発と電離層;磁気嵐のもたらす災害;高エネルギー粒子の脅威;現代社会に太陽はどれだけの災害を起こすのか;スーパーフレア)
第4章 「変わらぬ太陽」は本当に変わっていないか(「変わらぬ太陽」の変動;太陽風と銀河宇宙線;太陽活動と気候は関係あるのか)
第5章 太陽活動の地球の気候への影響はどう議論されているのか(太陽の明るさは変わっている;太陽活動の変動は磁場の変動;正しい太陽活動変動を理解する)
著者等紹介
花岡庸一郎[ハナオカヨウイチロウ]
1961年長野県松本市生まれ。国立天文台准教授(太陽観測科学プロジェクト)。京都大学理学部卒・同大学院博士課程修了、理学博士。日本学術振興会特別研究員を経て国立天文台に移り、助手として野辺山太陽電波観測所に勤務。その後、助教授、配置換え等を経て、現在は国立天文台三鷹キャンパスで行っている太陽観測の統括を担っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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