光文社新書<br> 百まで生きる覚悟―超長寿時代の「身じまい」の作法

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光文社新書
百まで生きる覚悟―超長寿時代の「身じまい」の作法

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  • サイズ 新書判/ページ数 284p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334043797
  • NDC分類 367.7
  • Cコード C0236

出版社内容情報



春日キスヨ[カスガ キスヨ]
著・文・その他

内容説明

本書では、家族社会学者である著者が、90~100歳間近の元気長寿者、70~80代の高齢者、また介護や世話を担う家族に聞き取りを重ね、「ご長寿本」の著者のような財力や社会関係力を持たない普通の長寿者が、元気なうちにどのように「身じまい」の支度をすべきなのか、またそうした文化をいかに構築すべきかを明らかにする。

目次

序章 「ご長寿本」ブームのその先
第1章 「普通の元気長寿者」の日常生活
第2章 元気長寿者にとって、「歳をとる」ということ
第3章 家族の揺らぎと長寿期生活リスク―「ヨロヨロ期」のために備えない高齢者たち
第4章 昭和期生まれ高齢者と「歳をとる」ということ
第5章 「ヨロヨロ期」の超え方、「ドタリ」期への備え方
第6章 今、何が求められているのか―「成りゆき任せ」と「強い不安」の間
終章 長寿時代を生きる「身じまい」のすすめ
おまけの章―「具体的な準備」の一例

著者等紹介

春日キスヨ[カスガキスヨ]
1943年熊本県生まれ。九州大学教育学部卒業、同大学大学院教育学研究科博士課程中途退学。京都精華大学教授、安田女子大学教授などを経て、2012年まで松山大学人文学部社会学科教授。専攻は社会学(家族社会学、福祉社会学)。父子家庭、不登校、ひきこもり、障害者・高齢者介護の問題などについて、一貫して現場の支援者たちと協働するかたちで研究を続けてきた。著書に『介護とジェンダー―男が看とる女が看とる』(家族社、1998年度山川菊栄賞受賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まあやん

7
元気でいきいきの本かと思ったら…、厳しい現実を突きつけられた。確かに必ず誰かの世話にならなければならない時が来る。親の介護もせぬまま歳を取った。知らないことばかり、実感もないので、あまり話題にしたくなく、話が出ても、馬耳東風。墓を用意して、何やら安心していた自分の甘さよ。子どもが何とかしてくれる、まさしくそう考えていた。元気な内に考えておかなければ。一発食らった感じ。読んでよかった。2022/03/07

かん

7
これからの介護は、本人が頭が大丈夫なうちに少しずつどうすべきか考えつつ、親戚、子供、兄弟、サービスetc・・を上手く組み合わせてやっていく時代だと思う。今の時代、体が「ヨロヨロ」になってからでないと行政は具体的な相談に乗れないという話。それが今の福祉の問題点なんだなとこの本で知りました。2019/01/14

みみりん

6
図書館本だがこれは購入して手元に置く。副題「超長寿時代の身じまいの作法」とあるが必要なことが説明されている。母も本書に書かれている方と同じで健康でいるための努力はしてきたが介護が必要になった後のことは思考停止してきて子どもに丸投げ。後悔してると話しているが遅いのだ。自分以外に自分の身の振り方を真剣に考えてくれる人はいない。考えを先延ばししてまだ現役時代の自分を追い求めている夫にも読んでもらう。脳疾患や怪我など、介護されるようになる事態は突然やってくることが多いのだ。2022/02/01

ちーたん

5
親世代と自分世代は違う。 施設にも抵抗がない。 子どもに頼るつもりもない。 それなら、準備をせねば。 2022/04/27

nranjen

5
図書館本だが購入して線を引いて何度も読みたい。まさに「子どもに丸投げ」の父母の介護で大変な思いをしている私たち(三姉妹)。まだそれを引き受けるのが一人でなくてよかったのか、どうなのかはわからないけれど、具体的に本人たちがどうしたいのか全く思い描けていないのが一番の問題点だ。「ピンピン・コロリ」なんて多分宝くじの当たりを引くより難しい。「ヨロリ・ドタリ」の道筋を「サクセスフルエイジング」で曇らせるのではなく、公に共有し、誰もがアクセスできるような社会にしなくてはならないと思う。2022/04/12

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