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内容説明
1000年前の文学少女、菅原孝標女は、今の時代にもいそうなとっても魅力的な文系オタク女子。現代の女性たちもきっと共感できて、とってもわかりやすい教養コミック!入試や試験によく出る『更級日記』名場面集の一言解説つき!!
目次
更級日記とは?
物語との出会い
平安てくてく旅
足柄山の歌姫
京に到着
梅の立ち枝
乳母の死と大納言の姫君の死
源氏物語きたーっ
お坊さんに叱られる夢
セレブ猫登場〔ほか〕
著者等紹介
清水康代[シミズヤスヨ]
漫画家。札幌生まれ。「週刊マーガレット」でデビュー
川村裕子[カワムラユウコ]
武蔵野大学教授。1956年生まれ。立教大学大学院日本文学専攻博士課程後期課程修了。博士(文学)
菅原孝標女[スガワラノタカスエノムスメ]
寛弘5(1008)年生まれ。日記文学作者、歌人。少女時代を父の任国上総で過ごし、上京後には『源氏物語』などの物語を耽読。橘俊通と結婚。18年間の結婚生活の末に死別。その後『更級日記』を執筆。『夜半の寝覚め』『浜松中納言物語』の作者にも擬せられる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひめありす@灯れ松明の火
47
なんか、楽しませようとして暴走しすぎちゃった学習漫画みたいなコミカルさだなあ―(多分実際そういうものなのでしょうけれど)と思いつつ読みました。突っ込みたい所は色々あるけれど、きっと現代に生きていたら読メにいただろう菅原孝標女。『はしるはしるしあわせ』の一文、皇后の位も~の件など、共感できる事が沢山あるんです。そして本人だけでなくご家族もとっても面白い。何事も信じちゃうお父さんにハイカラなお母さん、霊感女子(多分ゴスロリちゃんだ!)のお姉ちゃん、小金持ちの小母さんなどなど、身近にいそうな人たちばっかりでした2015/04/12
べる
18
漫画と原文で『更級日記』を読み進められる教養コミック。「后の位も何にかはせむ」と源氏物語を昼夜読み耽る菅原孝標女が可愛らしい。どのヒロインよりも大好きな浮舟に自分を重ねてキュンキュンしているところに共感した。その後は、宮仕えして仕事に励んだり結婚して家族のためにお寺参りをしたりアクティブですごい人だと思った!「いかにもいかにも心にこそあらめ」と背中を押してくれる旦那さんが居てくれたからかな。自分の人生を振り返った時に、色々な場所へ行って色々な経験を積んで、このようなドラマが書けたら素敵だなo(^-^o)2018/07/29
どあら
10
娘が借りたのを借りて読了。平安時代のことがよくわかった(^-^)2015/11/05
シュエパイ
7
現代で言ったら、なんとか女子の自分語りブログ、みたいな(笑) あぁ、でも確かに、昔の人だからってそんなにメンタリティに隔絶した違いがあるわけじゃないんだろうなぁ。文字言葉の起こりだって、女子高生のつくる話し言葉とにたよーなのりでつくられてそうだし。更級日記自体は読んだことなかったけど(そーいやなんでだろ?)、夫の赴任地の地名だったんだー。2015/09/05
忍
7
布団の中で本読むの楽しいみたいなコミカルなだけの日記だとおもっていたら、辛いかったことや仕事等著者の生涯を記録した日記だった当時の時代背景や平均寿命の知識があればもっと楽しめたかも2014/11/23
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