内容説明
トランプ大統領の就任後、「移民の国」アメリカは様々な形で不法移民への圧力を強めている。強制送還や入国制限で、家族と離れ離れになった者も多い。それでもなお、アメリカを目指す人の波が途絶える気配はない。中南米、アジア、中東、アフリカ…。あらゆる場所からあらゆる事情の人々が、国境という壁を越えてくる。受け入れるか、拒むか、それとも無視か。彼らをめぐってアメリカ社会もまた、ゆれている。はたして、アメリカはこれからも「夢の国」でいられるのか?読売新聞ロサンゼルス特派員が、一五〇人に上る不法移民とその周辺を追いかけた渾身のルポ。
目次
第1章 メキシコ国境
第2章 カナダ国境
第3章 日系人
第4章 「聖域都市」
第5章 米国で働く夢
第6章 入国制限の国の人々
第7章 国境をゆく
第8章 DACA
第9章 移民はどこへ
出版社内容情報
田原徳容[タハラ ノリマサ]
著・文・その他
1 ~ 1件/全1件