出版社内容情報
島原万丈+HOME’S総研[シマハラマンジョウプラスホームズソウケン]
内容説明
「住みたい街」や「住みやすい街」…住むことに関する多種多様なランキングは「住むこと」「暮らすこと」に関する私たちの「体験」そのものが反映されているとは言い難い。本当に豊かに楽しく生きられる、魅力的なまちとはなんなのか?そこで、本書では「他者との関係性」「五感で感じる身体性」を基準にした「官能」“センシュアス”という言葉をキーワードに、まちを再評価する試みを行う。上からの再開発や、均質化された都市計画によって、まちの個性や多様性が失われつつある現在、本当に住んで幸せなまちとはどこにあるのか?中央/地方を問わず、そこに生きる人たちの、まちに対するリアルな評価を可視化し、近未来のまちのイメージを探っていく。
目次
第1章 フォーマットが先行する日本の都市計画(消え行くまちで;均質化していく都市 ほか)
第2章 センシュアス・シティ・ランキング(センシュアス・シティ・ランキングの決め方;関係性の4指標 ほか)
第3章 センシュアス度で全国のまちを測る(東京都心は「匿名性」「ロマンス」「機会」に恵まれている;都内トップエリアはバランスがいい ほか)
特別座談会 新しい評価軸としてのセンシュアス(林厚見×木下斉×島原万丈)(B面的な都市開発と「夜の経済」;世界の「センシュアスな都市」とは ほか)
第4章 センシュアスは幸せの実感値(センシュアス度と居住満足度・幸福実感度は比例する;センシュアス度が低いと、人口流出を招きやすい ほか)
著者等紹介
島原万丈[シマハラマンジョウ]
1989年株式会社リクルート入社、株式会社リクルートリサーチ出向配属。以降、クライアント企業のマーケティングリサーチおよびマーケティング戦略のプランニングに携わる。2004年結婚情報誌「ゼクシィ」シリーズのマーケティング担当を経て、’05年よりリクルート住宅総研。’13年3月リクルートを退社、同年7月株式会社ネクストHOME’S総研所長に就任。ユーザー目線での住宅市場の調査研究と提言活動に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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