光文社新書<br> つくし世代―「新しい若者」の価値観を読む

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光文社新書
つくし世代―「新しい若者」の価値観を読む

  • 藤本 耕平【著】
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  • 光文社(2015/03発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 234p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334038489
  • NDC分類 675.2
  • Cコード C0236

内容説明

「ゆとり」「さとり」という言葉でひとくくりにされがちな今時の若者たち。しかし、彼らがつくる流行や文化を整理し、また、行動や消費の傾向をひもといていくと、そうした言葉のイメージには必ずしも当てはまらない、“新しいマインド”が芽生えつつあることが分かってくる。そのキーワードは「つくし」―。欲がない、消費しない、と言われる彼らだが、仲間とのつながりを大切にし、「みんなで楽しみたい、みんなで喜びたい」「自分一人ではなく、誰かのために」ということに関しては、他の世代にはない貪欲さを持っているのではないか。気鋭のマーケッター・若者論者である著者が、商品や広告コミュニケーションの成功事例を分析しながら、「これからの若者」に迫る。

目次

序章 さとっているだけじゃない今時の若者は何を考えている?
第1章 チョイスする価値観―世間の常識より「自分ものさし」
第2章 つながり願望―支え合いが当たり前じゃないからつながりたい
第3章 ケチ美学―「消費しない」ことで高まる満足感
第4章 ノット・ハングリー―失われた三つの飢餓感
第5章 せつな主義―不確かな将来より今の充実

著者等紹介

藤本耕平[フジモトコウヘイ]
1980年神奈川県生まれ。一橋大学商学部卒業。2002年、株式会社アサツーディ・ケイ(ADK)に入社。入社時からマーケティング業務に従事。トイレタリー、化粧品、スポーツ、金融、飲料業界などジャンルを問わず様々な企業のコミュニケーション戦略、商品開発などに携わってきた。2010年から若者研究を開始。ADK若者プロジェクトリーダー。2012年、情報感度の高い学生メンバーで構成する若者マーケッター集団「ワカスタ(若者スタジオ)」を創設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒデミン@もも

39
うーん、そうなの? ??って感じた。多分藤本さんの年代は『つくし世代』。私の周りにいる若者は藤本さんより一回り下の世代。だから少し違うのかも。コスパ第一はそうかも。でもいつの時代も若者は時間があってお金がないもの。どうやって楽しもうかと知恵を絞った。一番気になったのは、この本の分類。675マーケティングの棚で見つけた。2017/08/30

Willie the Wildcat

39
経済・インフラ環境を踏まえた現実的思考を土台とした個性と主体性。刹那主義も物欲ではなく、環境適応が齎した結果かもしれない。「つくし」から感じる力強さに共感。特に「ケチ美学」は、(多少意味合いは異なるが)貧乏性の私の価値観と近い。(笑)事例に基づくマーケティング戦略が主題も、リーダー像なども含め子供との会話にも繋がるヒントが散見。いつも感心するのが「センベロ酒場」、「ウィル彼」などの”新語”。私自身は使う前に忘れてしまうが、語呂も良く時代を象徴。2015/09/29

neimu

34
ほかの人も書いていたけれど「つくし」の意味が本当にわからなかった。土筆だと思ったよね、この後スギナになるのかたとさえ。いずれにせよ、若者分析なんだろうが、散漫な印象。というか、部分的になるほどとは思えるが、論が煮詰まっていない感じ。それに若者に対しては利己的というか、自分の世界にちんまり収まって趣味に没頭して満足している印象が強いので、他者に尽くすようなイメージがわかない。娘世代を見ていても、思いやりや気遣いに溢れているのではなく、保身のためにささやかな攻撃性を隠して微笑んでいるだけ。つくし世代なんて?2023/07/08

壱萬弐仟縁

29
本書の若者:’92年に小学校に入学した人よりも若い世代(29頁)。もしや、私は中年版つくし世代 なのかも(苦笑)。人からペースを崩されたくない(’15年1月調査92.2%)のは同感だし。 ぼっち席(77頁)も当時の大学生としては弁当男子だったので、私が先駆けなのかもね。 妙に今の若者に符合するのだから、俺が大学教授になった方がよほどいいんじゃね? すぐに読めてしまう本なので、気楽に若者の実態を知りたい人にはまずますの内容かもしれない。 2015/06/11

清游@草ぶえの丘で森林浴♨︎

23
数年前の書籍になってしまうが『若者』と呼ばれる世代の情報の疾走感、、速いな。TVで語られた時にはもう遅い。というのはもはや常識だが、それにしても何とも掴みきれないもどかしさ。ジェンダーフリーが象徴するように垣根がもうないという方が表現が近いかな(引き続き研究)2020/04/13

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