内容説明
私達は、いくら実力があっても、専門分野で優れていても、人から選ばれることがなければ運のない人生を歩むことになる。しかし、誰もが専門分野の強化には一生懸命だが、「人に選ばれること」については案外無関心である。そのため自分を選ぼうとする人達を、無意識に追い払ってしまうことさえある。仕事だけでなく、恋愛や友人関係でも同じこと。私達は相手から好意をもってもらい、選ばれることなくして、人生の成功を実現することはできないのだ。本書では、この「好きになられる能力」(=ライカビリティ、Likeability)に注目し、それを高めることを目指す。とくに、してしまいがちな話し方やコミュニケーションのパターンに注目し、改善するための原則を紹介。豊富な事例に触れながら、自分のふるまいのパターンを意識化し、改善することを目指す。
目次
第1章 ライカビリティとは何か(注目の「好きになられる能力」;「原則」「バックグラウンド」「How to」(―でもそれだけでは組織は上手くいかないが) ほか)
第2章 どうすればライカビリティが高まるのか(人が口にすることにはパターンがある―「6つの返答パターン」(例題1)
人をよい気分にしない返答パターン ほか)
第3章 ライカビリティで解決できる日常的問題(ライカビリティがない場合に生じること;客に反論する家電量販店の店員 ほか)
第4章 原則を活かすための注意点(誤解しやすいポイント1―アメリカ人の「自己主張」?;誤解しやすいポイント2―ライカビリティなしでも成功するのでは? ほか)
第5章 ライカビリティと「非言語コミュニケーション」(見た目でわかるその人;見た目が発するメッセージ―「私の話」や「反論」をしている ほか)
著者等紹介
松崎久純[マツザキヒサズミ]
1967年生まれ。岐阜県出身。企業の海外赴任者や海外拠点の現地社員を対象に、組織マネジメント、生産現場指導のできるグローバル人材育成を行なう専門家。サイドマン経営・代表。企業での階層別研修の講師としても知られている。南カリフォルニア大学東アジア地域研究学部卒業。名古屋大学大学院経済学研究科修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふ~@豆板醤
ひろ☆
文章で飯を食う
ロア
袖崎いたる