内容説明
私たちはどこからきたのか、私たちは何者か、そして、私たちはどこへ行くのか―。いま、私たちは人類の永遠の問いに科学的に答えられる「第二の地動説」革命の時代に生きている。それは、一九九五年、太陽系外惑星の発見という歴史的な出来事によって始まった。天文学の歩みと、系外惑星の発見に情熱を注ぐ「プラネット・ハンター」たちの熱いドラマを交え、数々の観測法を分かりやすく紹介。地球に似た惑星は、銀河系、あるいは宇宙全体でどれくらいあるのか、地球以外にも生命は存在するのか―。21世紀を牽引する科学分野のひとつ、太陽系外惑星研究の第一人者が伝える、天文学・惑星科学の最先端。
目次
第1章 私たちの太陽系
第2章 惑星が生まれるとき、円盤の世界
第3章 系外惑星の発見
第4章 多彩な観測方法、多様な系外惑星
第5章 大きな地球―スーパーアース
第6章 生命を宿せる惑星―ハビタブルプラネット
第7章 第二の地球を探すケプラー衛星
第8章 系外惑星を写せ
第9章 系外惑星における生命
第10章 系外惑星観測の将来計画
著者等紹介
田村元秀[タムラモトヒデ]
1959年奈良県生まれ。天文学者。京都大学理学部物理学科卒業、大学院理学研究科修了。現在、東京大学大学院教授、国立天文台太陽系外惑星探査プロジェクト室室長。「すばる」望遠鏡で太陽系外惑星と円盤を探査する国際プロジェクトSEEDS研究代表者を務める。「太陽系外惑星とその形成現場のすばる望遠鏡による研究」の業績により、第54回東レ科学技術賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ヴェネツィア
Miyako Hongo
a*u*a*i*n34
のがわ
卯月