光文社新書<br> 第二の地球を探せ!―「太陽系外惑星天文学」入門

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第二の地球を探せ!―「太陽系外惑星天文学」入門

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  • サイズ 新書判/ページ数 246p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334038243
  • NDC分類 445
  • Cコード C0244

内容説明

私たちはどこからきたのか、私たちは何者か、そして、私たちはどこへ行くのか―。いま、私たちは人類の永遠の問いに科学的に答えられる「第二の地動説」革命の時代に生きている。それは、一九九五年、太陽系外惑星の発見という歴史的な出来事によって始まった。天文学の歩みと、系外惑星の発見に情熱を注ぐ「プラネット・ハンター」たちの熱いドラマを交え、数々の観測法を分かりやすく紹介。地球に似た惑星は、銀河系、あるいは宇宙全体でどれくらいあるのか、地球以外にも生命は存在するのか―。21世紀を牽引する科学分野のひとつ、太陽系外惑星研究の第一人者が伝える、天文学・惑星科学の最先端。

目次

第1章 私たちの太陽系
第2章 惑星が生まれるとき、円盤の世界
第3章 系外惑星の発見
第4章 多彩な観測方法、多様な系外惑星
第5章 大きな地球―スーパーアース
第6章 生命を宿せる惑星―ハビタブルプラネット
第7章 第二の地球を探すケプラー衛星
第8章 系外惑星を写せ
第9章 系外惑星における生命
第10章 系外惑星観測の将来計画

著者等紹介

田村元秀[タムラモトヒデ]
1959年奈良県生まれ。天文学者。京都大学理学部物理学科卒業、大学院理学研究科修了。現在、東京大学大学院教授、国立天文台太陽系外惑星探査プロジェクト室室長。「すばる」望遠鏡で太陽系外惑星と円盤を探査する国際プロジェクトSEEDS研究代表者を務める。「太陽系外惑星とその形成現場のすばる望遠鏡による研究」の業績により、第54回東レ科学技術賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

372
文字通りに副題にある「太陽系外惑星天文学」のまさに入門書。天文学の中では最も新しい分野である。もっとも、入門書とはいっても、「ドップラー法」であるとか「トランジット法」などと門外漢は難解な解説にいささか戸惑うことにはなるのだが。銀河系には1000億から2000億個の恒星があり、宇宙にはそんな銀河が1000億個もあるそうなので、素人考えでは当然それらの中に惑星系を持つものがたくさんあり、生命の存在する惑星もあるに違いないと思うのだが、本書はそれを実証しようとの試みであり、また既に成功もしているようだ。2020/01/24

Miyako Hongo

18
前に読んだちくまプリマーの「系外惑星」と被りまくり。こっちは筆者が科学者ではなく技術者であるせいか、現在の宇宙観がどのような観測により作られるに至ったか、的な語りになってる。天文学知識を知るのではなく、最新天文学の進歩を知るための本という位置づけ。なので後半の学術中心の話題の語りは今一つ。 □何にせよ「予算くれー」という魂の叫びは伝わってきた。2014/12/23

a*u*a*i*n34

6
第二の地球に生命は存在するのか、ではなく、惑星観測の歴史と技術的の紹介がほとんどなのであまり面白くない。こんな研究を仕事にするのはロマンがありますが、予算と言う現実がここもあるのですね。2015/07/11

のがわ

6
太陽系外の惑星は近いものでも地球から数十光年の彼方にあり、20年ほど前まで望遠鏡等の光学観測を用いて見つけることはできないと考えられてきた。それが〈補償光学〉で地球大気の影響を補正し〈ドップラー法〉や〈トランジット法〉などの間接法を駆使すれば、地上の望遠鏡からでも太陽系外の惑星を探すことが可能となる。のみならずそこに生物の住む可能性について手がかりを得ることができるという。天文学の中でもこの20年ほどめざましい成果をあげてきた分野の第一人者による一般向け解説書。豊富な図版と巻末索引もgood2015/05/21

卯月

5
職場本棚。2014年刊。著者は赤外線分野の方。恒星を観測し間接的に惑星を探すドップラー法、トランジット法。それに対し、恒星を公転する惑星を直接撮像するためには、「暗い天体を見る力(感度)」「細部を見分ける力(解像度)」の他に、「明るい天体の近くの天体を見る能力(コントラスト、ダイナミックレンジ)」が必要。コロナグラフってそういう装置だったのか(恒星にマスクして人工日蝕状態にする)。あとすばるの補償光学の原理の説明(可変形鏡を凸凹させて波面を直す)とか面白い。次世代装置は、惑星の生命サインの直接検出が目標。2024/01/06

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