内容説明
本書は、GEとグーグルというグローバル先進企業2社でリーダーシップを教えた経験を持つ著者が、体系的にわかりやすく、リーダーシップの「型」を解説する。本文中のエクササイズを実践することで、誰でもリーダーシップが身につけられる。
目次
1章 リーダーシップとは?(100年に一度の大変化;リーダーシップと運転免許証 ほか)
2章 自己・他者認識力(自己認識の重要性―思考・行動パターンの見える化;たまねぎの皮をむく―性格の見える化 ほか)
3章 ビジョン構築力(ビジョンとその構成要素;なぜビジョンが重要か? ほか)
4章 巻き込み力(完璧なコミュニケーションとは?;リーダーシップ・コミュニケーションが求められる時代背景 ほか)
著者等紹介
鈴木雅則[スズキマサノリ]
1972年福島県生まれ。鈴木コンサルティング代表。(米)コーネル大学人材マネジメント・組織行動学修士。GE(ゼネラル・エレクトリック)とグーグルで採用・リーダーシップ開発業務などに携わる。グーグルでは、日本における新卒採用の立ち上げ及びアジア太平洋地域のリーダーシップ研修プログラムの企画・実施を担当した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
105
筆者はGEとGoogleで人材開発担当として働いた人物。具体的な数値や事例が充実した本だった。ただ『弱みを見せる』部分はあまり感じなかった。リーダーシップを1.自分を知る=自己認識、2.絵を描く=ビジョン構築力、3.巻き込む=コミュニケーション力の3ステップで解説し、特にコミュニケーションの章が参考になった。コミュニケーションに必要なスキルを(1)主張(2)質問(3)傾聴、モードを(1)I-Mode=説得(2)You-Mode=共感(3)We-Mode=創造の3段階で解説したところは学ぶところが多かった。2016/05/04
中島直人
9
リーダーシップは習得出来る。自己を知ること、特に他者と比較しての強みを知ることが重要。強みを踏まえ、絵を描き、周りを巻き込むことがリーダーシップ。最後に、コミュニケーションが全ての基本、傾聴とフィードバックを心掛ける。2016/09/16
Aki
3
新しく知る内容は少ないけど、大事なことがちゃんと書かれていて復習にちょうど良かった。2018/11/15
難波猛
2
#読書 ◆いつの時代もリーダーシップを持つ人が活躍 ◆絵を描き方向を示しフォロワーが絵を実現し始める現象 ◆スキル+人格(マインド+態度) ◆知識労働者は命令で動かせない ◆自分の弱さをオープンにする、矛盾を併せ持つ ◆弱み改善より強みを伸ばす ◆強み=資質(タレント)×投資(訓練) ◆偉大(great)の敵は良好(good) ◆野心的な目標の方が競合が少ない ◆マネジメントはサイエンス、リーダーシップはアート ◆コミュニケーション=主張・質問・傾聴 Push型/I、Pull型/You、統合型/We2024/09/02
犬好き 悠々
1
リーダーは努力次第で誰でもなれる。私達が内向的だとか、責任を抱えるのが苦手という理由でさけている。必要なのはその人の考え方にどれだけの人を魅了することができるか。リーダーとして人をまとめるのではなく人が自然とその人によってくる。こういう力がリーダーシップだ。2021/01/30