内容説明
60年代、「ブレ・ボケ・アレ」と呼ばれる作風で注目を集めたカメラマン・森山大道。あれから半世紀。路上に立ち続けた彼が、フィルムカメラ、デジカメを駆使して撮り下ろしスナップを敢行。砂町、佃島、銀座、羽田といった東京の街のほか、北関東を縦横にひた走り、いつものモノクローム以外にカラー写真も撮影。自身のスナップに対する考えや視点、カメラマンとしての姿勢やそのノウハウについて語った、写真学校の学生、カメラ愛好家必携のスナップ入門書。
目次
序章 スナップとはなにか
1 砂町―好適な修練場、商店街
2 佃島―水辺のスナップ
3 銀座―デジタルことはじめ
4 羽田―風景写真と絵葉書の写真
5 国道―スピードのなかで擦過する視界
終章 森山大道とは
著者等紹介
森山大道[モリヤマダイドウ]
1938年、大阪府生まれ。’64年にカメラマンとして独立。’68年、ブレ・ボケ・アレと称される前衛的写真の先陣を切り、『にっぽん劇場写真帖』を発表。以降、写真という概念/制度の最大限までの拡張・解体を試みる。世界的評価も高く、’99年のサンフランシスコ近代美術館を皮切りに2年にわたって全米を巡回した回顧展や、2003年、パリのカルティエ現代美術財団での個展など、海外でも大規模な展覧会を多数開催
仲本剛[ナカモトタケシ]
1968年、神奈川県生まれ。フリーの雑誌ライター業の傍ら、写真集を制作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Cambel
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tu-bo@散歩カメラ修行中
水色系