光文社新書<br> ドキュメント 宇宙飛行士選抜試験

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光文社新書
ドキュメント 宇宙飛行士選抜試験

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  • サイズ 新書判/ページ数 259p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334035709
  • NDC分類 538.9
  • Cコード C0236

内容説明

2008年2月、日本で10年ぶりとなる宇宙飛行士の募集が、日本の宇宙研究・開発を担うJAXAによって発表された。応募総数は史上最多。そして、選抜試験自体も最難関で熾烈を極めるものとなった。本書は、この選抜試験の取材を日本で初めて許され、さらに候補者10人に絞られた最終試験では一部始終に密着することに成功した、NHKの番組スタッフによるドキュメンタリー。その10人がおかれた閉鎖環境という特殊な状況下で、彼らは何を考え、語り、行動したのかをつぶさに追ってゆく。宇宙という極限の環境において自らの命を賭け、かつ他の乗組員の命をも預かる宇宙飛行士とはどういう職業なのか。その資質と人間力に迫る。

目次

第1章 選び抜かれた10人の“プロフェッショナル”たち(宇宙飛行士募集を待ち続けた963人;大きなリスクを負う覚悟 ほか)
第2章 “極限のストレス”に耐える力(「宇宙=死の世界」と壁1枚の空間に生きる;再現された“宇宙の”ストレス環境 ほか)
第3章 “危機”を乗り越える力(最終選抜で最大、最重要の課題;“感性”チームを陰で支えた白壁 ほか)
第4章 NASAで試される“覚悟”(舞台は日本からアメリカへ;なぜNASAで試験するのか ほか)
第5章 宇宙飛行士はこうして選ばれた(宇宙飛行士を選ぶ採点方法;合否を決する「宇宙飛行士審査委員会」 ほか)

著者等紹介

大鐘良一[オオガネリョウイチ]
1967年東京都生まれ。一橋大学社会学部卒業後、NHK入局。現在は、報道局の専任ディレクターとして「クローズアップ現代」などを制作

小原健右[オバラケンスケ]
1977年宮城県生まれ。慶應義塾大学卒業後、NHK入局。仙台放送局を経て、報道局・科学文化部記者。NASAやロシアの宇宙開発を現地で取材し、全国ニュースをはじめ、「クローズアップ現代」などの番組を制作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きみたけ

128
超面白かった😆以前にも同じ「宇宙飛行士選抜試験」のタイトルの本を読みましたが、その本は選抜試験ファイナリストの内山崇氏が書いた当事者目線の本でした。今回はNHK報道局がJAXA宇宙飛行士の最終選抜試験に密着、10人のファイナリストの生い立ちや最終試験の内容・やり取り詳細までまとめた感動のルポ。面接官リンゼー氏によると、宇宙飛行士になるために最も大切なのは、宇宙飛行士として生きる「覚悟」と、ミッションを共にする仲間と築く「信頼」とのこと。つまるところ「この人間と一緒に働きたいかどうか」がポイントとのこと。2025/04/06

morinokazedayori

101
★★★★★2008年にJAXAで行われた宇宙飛行士選抜試験の密着レポ。この回では油井亀美也さんら三人が合格した。人類の代表として宇宙に飛び立つ宇宙飛行士は、知力、体力、精神力、危機管理能力、コミュニケーション能力などあらゆる人間力を要求され、ストレスフルな極限状態の中でどれだけ自分らしさを発揮してチームに貢献できるかが肝となる。文章も熱を帯びぐいぐいと引き込まれる。最終候補者たちの熱い思いがじんじんと伝わってきて、自分も自分のことを頑張らねばと、居ても立ってもいられない気持ちになる。いい本にめぐり逢えた。2016/06/26

ホークス

90
宇宙飛行士は、壁一枚で地獄と接して長期間暮らさねばならない。騒音と臭いも酷い。プライバシーも無い。そんな環境で仲間と連携して仕事をこなす。体力、知力は優れていて当然。肝心なのは危機的状況に冷静に対処できる人間力とコミュニケーション力である。本書は半年間に渡る宇宙飛行士の選抜試験に同行したドキュメンタリーである。あこがれを抱いて超難度の試験に挑む候補者、応援しつつも複雑な思いの家族、強い意志で選別する試験官らの本当の姿に迫る。事故で亡くなったアメリカ人飛行士の妻が候補者に語りかける場面には、心を揺さぶられた2017/06/08

桜もち

77
このタイトルを見て興味を惹かれない人いるかな?だけど読んでると、宇宙飛行士になりたいの?って複数人から聞かれた。私、科学技術系の大学出てないし、それでもって実務経験もないから受験資格すらないのに(笑)でも面白かった!だって、いわば人類代表、日本人代表を選ぶ試験が見れる‼︎確かに、リーダーシップ、フォロワーシップ、技術力、健康体、英語力、危機対応能力が必要なのは想像できるが、大事なのはユーモア、人を楽しませる能力だという。狭い宇宙船の中で鬱になっちゃう人もいるからなんだって。世の中にはすごい人がいるなあ。2017/04/30

かのこ

74
読書会に持って行ったらいろんな方が読んでくださったので、私も再読。くしくも本作で宇宙飛行士となった方が無事地球に帰還されたタイミングで読めたのが嬉しかった☆初読時も今回も、読みながら何度も鳥肌が立ったけど、今回はアポロ13号のエピソードで特にぶるぶるした。想像を絶する緊急事態、極限のストレス状況でも、危機を乗り越える“折れない心”。嫌な事・辛い事、数え上げたらきりがないけど、前向きであることの大切さを後押ししてもらえた気分。本書で宇宙飛行士選抜試験が行われてから早10年、次の選抜試験ももうすぐなのかも…✨2018/06/05

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