内容説明
10年以上デフレ下にあり、長期停滞が続く日本。その原因は、日本経済に急ブレーキをかけてきた日本の中央銀行である日銀(日本銀行)にある―。日銀総裁を始めとする「日銀貴族」たちの“トンデモ発言”を吟味しながら、日本の未来にとって何が必要なのかを具体的に考える。
目次
序章 「日銀貴族」誕生秘話(「日銀性善説」が生んだ、白川法王と日銀貴族;日銀は本当に必要なのか?)
第1章 日銀貴族のトンデモ言行録(「国民が騒ぐからデフレになった」という呆れた話;日銀がデフレと戦っているという妄想;まだ言うか?「お金を刷っても、お金が増えない」;マスコミが国家破産で盛り上がってしまう笑えない理由)
第2章 日銀貴族のトラウマ(固定相場制の天国と地獄;イジメられっ子のトラウマから生まれた貴族)
第3章 日銀法を再改正せよ(日銀包囲網;日銀問題は政治問題である)
著者等紹介
上念司[ジョウネンツカサ]
1969年東京都生まれ。中央大学法学部法律学科卒業(在学中は創立1901年の弁論部、辞達学会に所属)。日本長期信用銀行、臨海セミナーを経て独立。2007年より、経済評論家・勝間和代と株式会社「監査と分析」を設立。取締役・共同事業パートナーに就任。2010年、米国イェール大学経済学部の浜田宏一教授に師事し、薫陶を受ける。現在、勝間和代のブレーンの一人として、主に金融政策、財政政策、外交防衛政策等のリサーチを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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