光文社新書<br> 日本の大問題が面白いほど解ける本―シンプル・ロジカルに考える

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光文社新書
日本の大問題が面白いほど解ける本―シンプル・ロジカルに考える

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  • サイズ 新書判/ページ数 190p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334035624
  • NDC分類 310.4
  • Cコード C0233

内容説明

景気対策、年金、社会保障、税制、地方自治…さまざまな問題について解説した一冊。

目次

まえがき 公共事業、やめるべきか続けるべきか、それが問題だ―「八ッ場ダム」を例に
第1章 民主党の政策の大問題(高速道路無料化が天下の愚策のわけ;民主党の政策、「財源不足」じゃないの? ほか)
第2章 社会保障制度の大問題(年金は積立方式にすればいいんじゃないの?;話題の「負の所得税」とは何ですか? ほか)
第3章 税の大問題(法人税ゼロは大企業優遇じゃないの?;話題の「寄付控除」って何? ほか)
第4章 地方分権の大問題(地方分権って、一体どういう意味があるの?;地方分権はいいけど、財源はどうするの?)

著者等紹介

高橋洋一[タカハシヨウイチ]
1955年東京都生まれ。東京大学理学部数学科・経済学部経済学科卒業。博士(政策研究)。’80年、大蔵省(現・財務省)入省。理財局資金企画室長、プリンストン大学客員研究員などを経て、2006年から内閣参事官。’07年に特別会計の「埋蔵金」を暴露し、一躍、脚光を浴びる。金融庁顧問、株式会社政策工房代表取締役会長、’10年より嘉悦大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

114
この著者は結構マスコミお騒がせ人物ですが、もともとお役人であったこともあってこのような本には比較的まともなことが書かれています。民主党が政権を取っていた当時の政策などについての問題点をうまく摘出されているようには感じました。現在でもかなりまだ解決されていないというか問題先送りの政策などもあったりして現状の問題点が何なのかを整理するにはいいのではないでしょうか?2016/05/12

thee birdmen

29
鳩山内閣終了直前の2010年5月に刊行されている本。 八ッ場ダムや子ども手当、高速道路無料化など懐かしいワードがたくさん出てくる。 これらの当時世間を騒がせたニュースを引き合いに、倫理的側面を排除して物事を見ることで真理を突く一貫した考え方は素晴らしいです。 地方分権に対する考え方も、先見の明を持たざるを得ません。 ただ、会計・簿記・英語ができないまま社会人になった人は大きなハンデを背負うという言葉はキツい。 真実を突きつけられるのは本当にキツい。 生きているのが辛くなりました。。。2019/05/03

22
リミテッド ●アメリカの高速道路はフリーウェイというが、立体交差等でストップすることから解放されるという意味で料金がフリーというわけではない ●成長戦略の名のもとに特殊産業分野へ予算化し、そこに特殊法人をつくり霞ヶ関は天下り先を確保。政治家は栗田を押さえるという構図 ●バランスシートを知ってるかいないかで雲泥の差 ▷よくわからないなということが分かった。。2020/10/31

kotte

11
Kindle unlimitedで読みました。著者は公共事業を主義主張で考えるのではなく、数字で判断すべきと主張するなど、数値判断から政策の可否を決定するとしています。著者のように、利害関係者のしがらみにとらわれることなく政策を実行できる政治家がいたら日本の財政もここまで悪くならなかったと思います。ただ、政治家は既得権益を持つ人に配慮することなく政策を進められないため、大胆な政策は実行できず、変化は少しずつしか進まないことになるんでしょう。「面白いほど解ける」本ではありませんが、勉強になりました。2017/01/22

Honey

10
面白いほど解ける、というより、こんなにもあちこち問題だらけなのか! とショックだったり、腹立たしかったり…解くための考え方はなるほどですが、現実は…やれやれ、道は長い。2018/04/02

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