内容説明
京都は、神社、寺院、庭園を始めとして日本的な感覚が巧みに表現されている。京都で生まれ育ち、環境との調和を探る建築家が、「見立てる」「巡る」「奥へ」「光と闇」など、12のキーワードから古都の魅力を新たに探る。
目次
分けて繋ぐ
見立てる
巡る
奥へ
くずす、ずらす
組む
間をとる
透ける
光と闇
水を生かす
生けどる
墨絵の世界
著者等紹介
清水泰博[キヨミズヤスヒロ]
1957年京都市生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。東京芸術大学大学院美術研究科修了(環境造形デザイン専攻)。黒川雅之建築設計事務所を経て、’87年にSESTA DESIGN設立。代表作は御母衣ダムサイドパーク(御母衣電力館、岐阜県)、月見橋(静岡県)、平和の交響(兵庫県)、ユニオン・ランドポールシリーズなど。’91年、’95年に環境芸術大賞受賞。現在、東京芸術大学デザイン科准教授。一級建築士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
むちれお
2
12のテーマに分けて、京都のほとんどのメジャーな神社仏閣などについて語られている。ここに出ている場所はほとんど行っているけど、京都好きにとっては読んでいて面白い本だね。2017/08/19
うずまきねこ
2
12個のキーワードから京都の寺社(生活空間)にアプローチをかけ、その「空間」の良さを解説している。著者の個人的な感想や思い入れが多分に含まれている分、京都が大好きな人からオススメの場所を教えてもらっている気になってくる。また本書の最後に「索引」が載せられていることも、実際に訪れたい気持ちにさせる。2016/04/25
masaYoshizuka
2
図書館で借りる。 途中まで読み進んで、これは京都に行く予定があるときに読まなければならない、と思って読むのをやめた。 改めて購入するつもり。2013/04/24
ゆー
2
この本をお供に京都を旅したくなりました。2011/04/18
酔宵堂
1
期限にかられて流し読み、要再読か。2025/04/12