出版社内容情報
300人弱しかいない歴代公選知事たちは、故郷のためにいったい何をしたのか?「現代の殿さま」たちの業績・列伝を、47都道府県別に網羅する。
「地方の時代」と言われて久しいが、それはもっぱら、一部のカリスマ知事が「啓蒙君主」、あるいは「名君」として君臨することでなりたっているだけで、「ふつうの知事」のことはよく知られていない。本書は、累計三〇〇人弱の歴代公選知事の列伝を通して、各都道府県の生々しい戦後史を振り返るとともに、「現代の殿さま」と言うべき「知事」の本質に迫り、本当に日本を変える原動力となるような地方自治の未来を探ろうというものである。
■平均在任期間10年。あなたの県の知事は、故郷のために何をしてくれましたか?
町村金五、津島文治、増田寛也、浅野史郎、小畑勇二郎、板垣清一郎、木村守江、岩上二郎、船田譲、北野重雄、畑和、友納武人、石原慎太郎、内山岩太郎、天野久、君健男、中沖豊、中西陽一、中川平太夫、西沢権一郎、武藤嘉門、山本敬三郎、桑原幹根、北川正恭、武村正義、蜷川虎三、山田勇、阪本勝、奥田良三、木村良樹、片山善博、田部長右衛門、三木行治、平井龍、金子政則、橋本大二郎……
【著者紹介】
一九五一年滋賀県大津市生まれ。東京大学法学部を卒業後、通商産業省に入省。ENA(フランス国立行政学院)留学。大臣官房情報管理課長、国土庁長官官房参事官などを歴任。退官後は、評論家、作家として活躍。著書に、『江戸三〇〇藩 最後の藩主』『江戸三〇〇藩バカ殿と名君』(ともに、光文社新書)、『歴代総理の通信簿』(PHP新書)、『「東京集中」が日本を滅ぼす』(講談社)、『47都道府県地名うんちく大全』(平凡社新書)など多数。元松下政経塾政経研究所特別研究員。現在、徳島文理大学大学院教授。
内容説明
累計三〇〇人弱の歴代公選知事の列伝を通して、各都道府県の生々しい戦後史を振り返るとともに、「現代の殿さま」と言うべき「知事」の本質に迫り、本当に日本を変える原動力となるような地方自治の未来を探る。
目次
はじめに 知事は「改革の旗手」か、はたまた「現代の殿さま」か?
第1章 北海道・東北
第2章 首都圏
第3章 北信越
第4章 東海
第5章 近畿
第6章 中国
第7章 四国
第8章 九州・沖縄
第9章 知事たちの通信簿はつけられるか?
著者等紹介
八幡和郎[ヤワタカズオ]
1951年滋賀県大津市生まれ。東京大学法学部を卒業後、通商産業省に入省。ENA(フランス国立行政学院)留学。大臣官房情報管理課長、国土庁長官官房参事官などを歴任。退官後は、評論家、作家として活躍。元松下政経塾政経研究所特別研究員。徳島文理大学大学院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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