光文社新書<br> 京都料亭の味わい方

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光文社新書
京都料亭の味わい方

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  • サイズ 新書判/ページ数 204p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334032685
  • NDC分類 673.9
  • Cコード C0077

内容説明

料亭の基本は「飯屋」です。けっして、敷居の高い場所ではありません。京都「菊乃井」の主人が語る、目からウロコの話。

目次

第1章 料亭の使い方とマナー(基本は飯屋;料理の値打ちは何で決まるのか ほか)
第2章 懐石料理の基礎知識(懐石料理とは何か;茶事の懐石、料亭の懐石 ほか)
第3章 料亭という「場」のつくり方(料亭の料理と割烹の料理;割烹でしかできないこと、料亭でしかできないこと ほか)
第4章 東京の和食(普通の和食の店がない;値段の問題 ほか)
第5章 「菊乃井」東京店(東京の料亭の実態;東京といっても… ほか)

著者等紹介

村田吉弘[ムラタヨシヒロ]
1951年京都市生まれ。立命館大学産業社会学部卒業。京料理店「菊乃井」三代目主人。2004年9月、円山「菊乃井」、木屋町「露庵 菊乃井」に次ぐ三店目の「菊乃井」を東京・赤坂に開店。本物の日本料理を世界に広めることに、情熱を傾けつづけている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さいたまのたぬき

3
京都の老舗料亭でミシュランの星3つもついている 「菊乃井」の主人村田さんが語る 料亭とはなにかという本。 料亭での振る舞い方や どんな思いで料亭を経営しているか? そして赤坂に新店舗を出すまでの 紆余曲折を軽妙な語り口で書く。 前半の料亭での振る舞い方などもさることながら 普段の仕事に少し関わりのある 赤坂のお店を作っていくところが わたしにはなるほどと思うところが たくさんありました。 建築やデザインを志す方には ビジネス書としてもいいのではないでしょうか? 2015/01/09

むさみか

2
村田さんは 料亭の基本は「飯屋」といわれますが なかなか どうして。 日常とちょっと違う雰囲気のところで食事がしたい 心を遊ばせたいという時の選択肢 として 選ばれるための工夫には お料理は美味しくて 当たり前!! 調度品から従業員の隅々まで 行き届いているものなんですね2016/05/24

かのう

2
おいしいご飯が食べたくなるというか料亭に行ってみたいと感じる。実はこのまえドキドキして有名と言われる京都に予約して行ったけど正解だった。緊張したけど敷居は思ったより高いというわけではなかった。おかねは高かったけど。2012/01/29

アイ

1
京都の料亭、めっちゃ高そうだし、なんか怖い!みたいなイメージだったけど、少し緩和された。当たり前だけど、高いのは、それだけの手間がかかってるんだものね〜2011/12/21

hideoku

1
料亭に対する敷居が低くなったわけではないが、料亭が目指す姿や理想を理解できた。そういう意味で料亭との距離が縮まった。2010/08/04

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