内容説明
コロナウイルスで世界が大きく揺らいでいる今、児童・生徒はきちんと学習し、学力をつけ、必要な体験を積み重ねて人間的に成長していくことができるのだろうか。状況が厳しくなるほど、一人一人が、それに負けない逞しさと自律性を備えているかが問われる。あらゆる機会をとらえ、児童・生徒を主体的な学習者に育て上げる方策を探る。
目次
自分をしっかりと持つ―コロナ禍に負けない“自己のテクノロジー”の鍛練を
これからの学校教育と自己教育力
読書・教養・自己教育力
言葉の力と自己教育力と―「自力読みの力」を育む国語授業への転換を
“茶道の学び”と自己教育力と―型があるからこその臨機応変な柔軟性
算数科教育を通じて自己教育力を
社会教育活動を通じて自己教育力を
音楽活動と自己教育力―実践授業におけるピアノ初心者の指導と学生の成果
スポーツと自己教育力と
体育科で「学びに向かう力=自己教育力」をどう評価するか
評価の視点から見た自己教育力
ブルーム理論の現代的意義
令和の時代を迎えて―これからの生徒指導と人間教育
歴史教育の課題および展望―高校新設科目「歴史総合」を手がかりとして
メディア環境の変容とICT社会の「陰」○宮坂政宏
パンデミック下の教育2020―「置き去りにしない」・「苦手を活かす」ICTマニュアルプロジェクト
著者等紹介
梶田叡一[カジタエイイチ]
桃山学院教育大学学長・日本人間教育学会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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