光文社新書
人力車が案内する鎌倉

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  • サイズ 新書判/ページ数 206p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334032135
  • NDC分類 291.37
  • Cコード C0226

内容説明

最近、どこかの街角で、人力俥が通りすぎるのを見たことがないだろうか。まるで白日夢のように、晴れ渡った空の下、カラカラと車輪を回しながら、屈強な男が車を引いて走り去る。あれは上野か浅草か、いや京都だったろうか。かつて日本中に二十二万台あったといわれる、日常交通としての人力俥ではない、観光ガイドを兼ねた平成の人力俥、いわゆる「観光人力俥」が今彼方此方で元気に走り回っている。なかでも湘南の古都鎌倉を走る観光人力俥は、箱根の東側ではもっとも古い二十年の歴史を持つ。その二十年の歴史を切り開いてきたのが、鎌倉有風亭の青木登である。

目次

第1章 現代に生きる人力俥(人力俥とは?;観光人力俥;鎌倉人力俥夫;現代の人力俥と俥夫の技術)
第2章 鎌倉人力俥巡り(北鎌倉コース;旧鎌倉コース;太平記コース;扇ガ谷・長谷・由比ヶ浜コース)

著者紹介

青木登[アオキノボル]
1948年、茨城県生まれ。サラリーマン生活を経て、84年1月に北鎌倉で観光人力俥業を始める。屋号は「有風亭」。日々の節制とトレーニングに支えられた体力と、ベテランならではの豊富な知識、味わい深い語り口は、他の追随を許さない。2003年には開業二十周年を迎える。観光人力俥の第一人者である。普段の客待ち場所は、北鎌倉円覚寺前。夏期はほとんど草津温泉に出張している