出版社内容情報
柳美里[ユウミリ]
著・文・その他
内容説明
ミリオンセラー「命」「魂」「生」「声」、待望の復刊!「生」の裏と「死」の表。「語るためではなく沈黙するために」書かずにはいられなかった、柳美里の傑作。決意の物語。
目次
命
魂
生
声
著者等紹介
柳美里[ユウミリ]
1968年、茨城県生まれ。高校中退後、劇団「東京キッドブラザース」を経て、1987年、演劇ユニット「青春五月党」を結成。1993年、「魚の祭」で第37回岸田國士戯曲賞を受賞。1996年、「フルハウス」で第18回野間文芸新人賞、第24回泉鏡花文学賞を受賞。1997年、「家族シネマ」で第116回芥川賞を受賞。1999年、「ゴールドラッシュ」で第3回木山捷平文学賞を受賞。2001年、「命」で第7回編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞作品賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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starbro
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柳美里は、新作中心に読んでいる作家です。この度、【柳美里自選作品集全六巻完読プロジェクト】を始動させました。 http://best-times.jp/articles/-/9032 第一巻は、著者の代表作『命』四部作です。東 由多加の凄まじい末期癌闘病記、ずしんと身体に心に響きます。私は、絶対に抗癌剤は使いませんが、東 由多加、そうまでして、柳 美里と丈陽のために生きたかったんでしょうね。斉藤由貴の手紙(解説?)もしんみりとします。続いて、第二巻(芥川賞作『家族シネマ』他)へ。2018/06/17