内容説明
1980年代にカナダ・ケベック州で誕生し、今や世界最高のエンターテインメントとまで称されるようになったアートサーカス。『キダム』『サルティンバンコ』『アレグリア』『“O”(オー)』などのショーを次々に生み出したサーカス集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」が、その代表的存在だ。本書では、ケベックサーカスを初めて目にした時の感動を抑えきれずに、自ら取材活動を始めた著者が、シルク・ドゥ・ソレイユの本拠地、カナダ・ケベック州のモントリオールを訪ね、ショーの魅力やアーティストの素顔、サーカスをビッグビジネスに変えた組織の秘密、養成学校のユニークな練習風景などを、インタビューを交えてリポートする。
目次
プロローグ アートサーカスとの出会い
第1章 ケベックサーカスの舞台裏へ
第2章 アートサーカスと名づけた理由
第3章 シルク・ドゥ・ソレイユの秘密を見つけに
第4章 ナショナルサーカス学校
第5章 サーカスを育む施設
第6章 街に誕生するサーカスカンパニー
第7章 サーカス芸術都市計画
著者等紹介
西元まり[ニシモトマリ]
1960年神戸市生まれ。関西外国語大学卒業。在学中より雑誌、新聞の取材に携わるかたわら、海外を個人で探訪。卒業後、業界誌編集部を経てフリーランスライターに。92年、カナダ・ケベック州発のシルク・ドゥ・ソレイユ日本公演『ファシナシオン』を観てアートサーカスに魅了され、取材を開始。93年より約8カ月間、会社を休職した夫と当時5歳の息子とともに、夢だった世界一周を敢行。現在、おもにアートサーカス、旅行、映画、人物インタビューを中心に国内外の取材を手掛ける
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
sagami3
ころすけ
このこねこ@年間500冊の乱読家