光文社新書<br> アートサーカス サーカスを超えた魔力

電子版価格
¥770
  • 電子版あり

光文社新書
アートサーカス サーカスを超えた魔力

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 274p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334031855
  • NDC分類 779.5
  • Cコード C0273

内容説明

1980年代にカナダ・ケベック州で誕生し、今や世界最高のエンターテインメントとまで称されるようになったアートサーカス。『キダム』『サルティンバンコ』『アレグリア』『“O”(オー)』などのショーを次々に生み出したサーカス集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」が、その代表的存在だ。本書では、ケベックサーカスを初めて目にした時の感動を抑えきれずに、自ら取材活動を始めた著者が、シルク・ドゥ・ソレイユの本拠地、カナダ・ケベック州のモントリオールを訪ね、ショーの魅力やアーティストの素顔、サーカスをビッグビジネスに変えた組織の秘密、養成学校のユニークな練習風景などを、インタビューを交えてリポートする。

目次

プロローグ アートサーカスとの出会い
第1章 ケベックサーカスの舞台裏へ
第2章 アートサーカスと名づけた理由
第3章 シルク・ドゥ・ソレイユの秘密を見つけに
第4章 ナショナルサーカス学校
第5章 サーカスを育む施設
第6章 街に誕生するサーカスカンパニー
第7章 サーカス芸術都市計画

著者等紹介

西元まり[ニシモトマリ]
1960年神戸市生まれ。関西外国語大学卒業。在学中より雑誌、新聞の取材に携わるかたわら、海外を個人で探訪。卒業後、業界誌編集部を経てフリーランスライターに。92年、カナダ・ケベック州発のシルク・ドゥ・ソレイユ日本公演『ファシナシオン』を観てアートサーカスに魅了され、取材を開始。93年より約8カ月間、会社を休職した夫と当時5歳の息子とともに、夢だった世界一周を敢行。現在、おもにアートサーカス、旅行、映画、人物インタビューを中心に国内外の取材を手掛ける
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Humbaba

3
サーカスに関しての情報というのは余り多くない。だからこそ、この本のような物は貴重な資料となる。サーカスの勉强をしている子どもは、野球やサッカーのプロを目指している子どもたちよりもプロに近いところにある。2010/04/15

sagami3

2
サーカスって立派な産業なんですよ。シルク・ドゥ・ソレイユはこれを立派な輸出産業にしてしまいました。というお話。日本は後進国っぽい。桔梗ブラザーズさんがシルク・ドゥ・ソレイユの登録パフォーマーになったとの由だが、舞台まではまだまだ長い道のりがあるのね、ということがなんとなく分かる。西元さんの最新の著作を順番に追いかけて現状をもう少し知りたいと思う。2010/05/10

ころすけ

2
シルクドソレイユを生み出したカナダ ケベック州のサーカスを取材。サーカスが芸術として、国策になっており、関わる人々の情熱が伝わってくる。2009/10/23

このこねこ@年間500冊の乱読家

0
⭐⭐⭐ 知られざるサーカスの舞台裏やサーカス学校事情、なぜカナダでサーカス団が次々と生まれるのか、など。 とても勉強になりました。 というか本当シルク・ドゥ・ソレイユ観たくなってきた! 今度日本に来たら観よう!!2019/10/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/490240
  • ご注意事項

最近チェックした商品